横浜では、桜の便りが早くも届きました。昔は入学式の頃に桜が咲いていましたが、近年は卒業式に咲くようになりました。気候変動が心配ですが、これからも長く桜を楽しめる日が続くといいですね。



さて、今日は「働く世代の『眠れない』を漢方で改善」について書いていきたいと思います。

働く世代の『眠れない』を漢方で改善

当店では働く世代のお客さま、特にビジネスパーソンが多く、体調不良やメンタル不調の背景に睡眠に関するお悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
また、病院で睡眠導入剤を処方してもらい服用されている方も多いです。

症状としては、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまう、ぐっすり眠った気がしない、朝起きた時すっきりしない、日中に眠たくなるなどが挙げられます。



「不眠」とひと口に言っても、原因や症状は人それぞれ様々です。
それに対して、睡眠導入剤は基本的に神経に直接作用して眠りを誘いますが、漢方はおひとりおひとりの体質に合わせて原因を取り除いてあげることで眠りを誘います。

例えば、

①心身が疲れていている方であれば、少しでも日中の疲れを減らすこと
②気持ちが興奮している方であれば、興奮を鎮めること
③体がほてって眠れない方であれば、体を冷ましてあげること
④体が冷えて眠れない方であれば、体を温めてあげること

といった方法になります。
『不眠＝この漢方』という単純なものではなく、お客さまから丁寧にお話をお聴きして、その方の体質や症状に合わせて最適な漢方を選んでいきます。

漢方は睡眠導入剤のような即効性はありませんが、不眠に伴う様々な不調（倦怠感、集中力や意欲の低下、情緒不安定など）も改善できます。また、漢方を飲んだからと言って、日中も眠くて仕方がないという心配もありません。

一方、漢方だけに頼るのではなく、当店では生活リズムの改善も並行してお伝えしています。不眠の原因には生活習慣も大きく関係しているからです。生活習慣を見直して養生を続けていくことは、健やかな眠りへの近道になります。

また、当店はお仕事のお悩みや愚痴をこぼしていただく場としても利用していただいています。お気持ちを吐き出すことで心が軽くなったり、整理が出来たりすることもありますよ。




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