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2024.04.07

春の乾燥肌対策

カテゴリ:漢方

横浜では4月に入ってようやく桜が咲き始め、今は見ごろになっています。ここ数年は卒業式の頃に満開でしたが、今年は入学式の頃に満開になりそうです。そういえば、私が小中学生の頃は入学式に桜が咲いていたなぁと思い出しました。



さて、今日は『春の乾燥肌対策』について書いていきたいと思います。


春の乾燥肌対策

「乾燥=冬」というようなイメージがありますが、地域によっては、3月4月の春の頃が湿度が最も低いこともあるそうです。

ただし、漢方ではそのような外的要因だけではなく、体内にも乾燥の原因があると考えられています。

その体内の乾燥の原因の一つに「血虚(けっきょ)」があります。
中医学では「津血同源(しんけつどうげん)」と言って、血と津液(水)は密接な関係であると考えられています。
ですので、血が不足すると肌を潤す津液(水)も不足して、乾燥肌になりやすくなります。



血虚の方は、乾燥肌の他に次のような症状が出やすいです。

・顔色が悪くつやがない
・めまいや立ちくらみをしやすい
・つめがもろく割れやすい
・髪がパサついてつやがない
・熟睡できず、夢をよく見る
・不安感が多い
・生理が遅れがち、経血量が少ない

保湿力の高い化粧品を使っても乾燥肌が改善されない方は、「血虚の改善=血を補って巡りをよくする」ことが重要になってきます。


血虚の改善法

1、睡眠をしっかり取ろう

漢方では、睡眠不足が血虚の大きな原因と考えられています。血を補うためには睡眠が何より大事です。睡眠の質も大事ですので、できればゴールデンタイムと言われる22時~2時に眠ることがおすすめです。



2、食べ物で血を補おう

血虚の方におすすめな食材は、レバー、ほうれん草、人参、烏骨鶏、赤味肉など造血作用のある食べ物です。黒豆、黒ごま、黒米、黒きくらげ、黒砂糖、トマト、クコの実など黒い食べ物と赤い食べ物もおすすめです。極端なダイエットやうどん・パスタなど炭水化物だけの食事は栄養が偏り、血虚を助長させるので避けましょう。



3、目を酷使しないようにしよう

長時間のテレビやパソコン、スマホなどで目を酷使することは血の消耗を加速させてしまいます。目が渇きやすかったり、ショボショボしたり、疲れ目が取れない時は血虚が進んでいる可能性があります。パソコン作業など集中して作業した時は、1時間に10分程度の休憩をとって目を休めるとよいでしょう。蒸しタオルで目を温めるのもおすすめです。




漢方では、血を補い体を潤す生薬が配合された「婦人宝」がおすすめです。「婦人宝」は不足した血を補い、血の巡りを良くし、血虚を改善してくれます。シロップタイプの漢方で「飲みやすくて続けやすい」と好評です。

セルフケアで乾燥肌が良くならない場合は、一度「婦人宝」をお試しください。ご来店いただければ、実際に試飲もしていただけます。




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