
人前で話すとき、試験や面接、大事な会議やプレゼンの前。あるいは、飛行機などの乗り物に乗るとき。
緊張してドキドキしたり、手に汗をかいたり、手が震えたりすることがあります。緊張すること自体は自然な反応ですが、その程度が強いとつらいものです。
実は漢方は、体調が悪いときだけでなく、このような「緊張する場面」に使うこともできます。
今回は、緊張するときの漢方の考え方と、自分でできるセルフケアについてご紹介します。
けれど、その反応を抑えようと意識すればするほど、かえってその反応が強くなってしまったことはありませんか。
私自身、子どものころからとても緊張しやすくて、みんなの前で笛を吹くテストでは、手が震えてうまくできなかったことがありました。手の震えも動悸も、「抑えなくては」と思えば思うほど、大きくなっていったのを覚えています。
大人になった今も緊張することは多いですが、漢方を飲むとともに、反応を抑えるのではなく受け入れるようにしています。以前と比べると、反応が強く出ることも少なくなりました。
特にHSPの方は、人の視線や周囲の反応を意識することで、普段ならできることがうまくできなくなってしまうことがあります。
また、過去に強く緊張した経験があると、「また同じことが起こったらどうしよう」という不安から、さらに緊張が強くなることも・・・。
平常心を保とうと頑張りすぎるのではなく、「今、緊張しているんだな」「初めての場所(初めての人)だから仕方ないよな」などと、その状態をいったん受け入れてみましょう。
このように、気が本来の流れに逆らって上へ向かう状態を「気逆(きぎゃく)」といいます。気逆の状態には、上がってしまった気を下げる漢方薬を使うことが多いです。
その一つが「定悸飲(ていきいん)」です。
漢方相談でも、「乗り物に乗るのが不安」というお話を伺うことがあります。
以前、飛行機に乗ると強く緊張してしまう方に、「定悸飲(ていきいん)」をおすすめしたところ、「以前より楽に乗ることができました」とお話しくださったことがありました。
もちろん、同じ「緊張する」という症状でも、体質や症状によって適した漢方薬は異なりますので、自分に合った漢方薬を選ぶことが大切です。
労宮は、手のひらの中央あたりにあります。緊張しているときに、ゆっくりと押してみましょう。
私も緊張する場面では、「大丈夫、大丈夫」と思いながら労宮を押すことがあります。
漢方も、「まったく緊張しない人になる」ためのものではありません。けれど、以前より緊張の程度が緩やかになったり、長引きにくくなったりすることを、漢方で手助けできる場合があります。
緊張する自分を無理に変えようとするのではなく、まずは「緊張することもある」と受け入れる。そして必要なときには、漢方やツボなどの力も借りながら、少しずつ緊張とうまく付き合っていく。
「緊張しないこと」を目指すのではなく、緊張しても大丈夫と思えること。
そんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。
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心のお悩みにも漢方がおすすめ
緊張してドキドキしたり、手に汗をかいたり、手が震えたりすることがあります。緊張すること自体は自然な反応ですが、その程度が強いとつらいものです。
実は漢方は、体調が悪いときだけでなく、このような「緊張する場面」に使うこともできます。
今回は、緊張するときの漢方の考え方と、自分でできるセルフケアについてご紹介します。
緊張を「早く止めなくちゃ」と思っていませんか?
緊張して心臓がバクバクしたり、手が震えたりすると、「またなってしまった」「早く止めなくちゃ」と、なんとか抑えようとしてしまうことがあります。けれど、その反応を抑えようと意識すればするほど、かえってその反応が強くなってしまったことはありませんか。
私自身、子どものころからとても緊張しやすくて、みんなの前で笛を吹くテストでは、手が震えてうまくできなかったことがありました。手の震えも動悸も、「抑えなくては」と思えば思うほど、大きくなっていったのを覚えています。
大人になった今も緊張することは多いですが、漢方を飲むとともに、反応を抑えるのではなく受け入れるようにしています。以前と比べると、反応が強く出ることも少なくなりました。
HSPの方は、人に見られることで緊張が強くなることも
人に見られていると、いつも以上に緊張してしまう方もいます。特にHSPの方は、人の視線や周囲の反応を意識することで、普段ならできることがうまくできなくなってしまうことがあります。
また、過去に強く緊張した経験があると、「また同じことが起こったらどうしよう」という不安から、さらに緊張が強くなることも・・・。
平常心を保とうと頑張りすぎるのではなく、「今、緊張しているんだな」「初めての場所(初めての人)だから仕方ないよな」などと、その状態をいったん受け入れてみましょう。
漢方では、緊張を「気」の動きから考えます
漢方では、緊張したときに「気」が上へ上がり、動悸などの症状が現れると考えられています。このように、気が本来の流れに逆らって上へ向かう状態を「気逆(きぎゃく)」といいます。気逆の状態には、上がってしまった気を下げる漢方薬を使うことが多いです。
その一つが「定悸飲(ていきいん)」です。
漢方相談でも、「乗り物に乗るのが不安」というお話を伺うことがあります。
以前、飛行機に乗ると強く緊張してしまう方に、「定悸飲(ていきいん)」をおすすめしたところ、「以前より楽に乗ることができました」とお話しくださったことがありました。
もちろん、同じ「緊張する」という症状でも、体質や症状によって適した漢方薬は異なりますので、自分に合った漢方薬を選ぶことが大切です。
緊張したときは「労宮」のツボを
緊張したときに簡単にできるセルフケアとしておすすめしているのが、「労宮(ろうきゅう)」のツボです。緊張したときや気持ちを落ち着けたいときなどによく使われます。労宮は、手のひらの中央あたりにあります。緊張しているときに、ゆっくりと押してみましょう。
私も緊張する場面では、「大丈夫、大丈夫」と思いながら労宮を押すことがあります。
緊張しても大丈夫と思えることが大切
体質と同じように、緊張しやすさも完全にゼロにはならないかもしれません。漢方も、「まったく緊張しない人になる」ためのものではありません。けれど、以前より緊張の程度が緩やかになったり、長引きにくくなったりすることを、漢方で手助けできる場合があります。
緊張する自分を無理に変えようとするのではなく、まずは「緊張することもある」と受け入れる。そして必要なときには、漢方やツボなどの力も借りながら、少しずつ緊張とうまく付き合っていく。
「緊張しないこと」を目指すのではなく、緊張しても大丈夫と思えること。
そんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。
◇こちらの記事もおすすめです◇
心のお悩みにも漢方がおすすめ



