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2025.12.02

『入眠儀式』で心地よい眠り

カテゴリ:養生法

毎日ぐっすりとよく眠れていますか。睡眠に悩みがあり、特に布団に入ってから寝つくまでに時間がかかってしまう方は『入眠儀式』をおすすめします。

『入眠儀式』とは、眠りにつきやすくするために寝る前に行う習慣のことです。子どもが眠りにつくために絵本の読み聞かせや子守唄が使われることがありますが、大人の方にもおすすめです。寝る前に毎日同じ行動を繰り返すことで、脳が「寝る時間」と認識し、自然と眠りに入れるようになります。

特に、HSPの方は日中の刺激を強く感じる分、夜になるとなかなか心が休まらないことがあるので、入眠儀式を活用してみてはいかがでしょうか。


入眠儀式で心地よい眠り

おすすめの入眠儀式

ノンカフェインの飲み物を飲む

カモミールティー、ラベンダーティー、ナツメ茶などの気持ちを落ち着けるノンカフェインの温かいお茶がおすすめです。

着心地のよいパジャマに着替える

毎晩パジャマに着替えることで、身体に「ここからは休むモード」という合図を送れて、自然と入眠スイッチが入りやすくなります。

ぬるめのお風呂に入る

熱すぎない温度は副交感神経を優位にし、身体の緊張をゆるめてくれます。リラックス効果があり、快眠に繋がります。




ゆったりした気持ちで本を読む

落ち着いた文章で短い章で区切れる本がおすすめです。逆に、刺激の強い内容や緊張感が高いストーリーは眠りづらくなるので避けましょう。

穏やかな音楽を聴く

音楽は心を落ち着かせ、リラックス効果を高めてくれます。眠りを誘うヒーリングミュージックや波の音や小鳥のさえずりと言った環境音もおすすめです。

アロマで気持ちをリラックス

毎晩同じ香り(あなたの好きな香りでOK)を使うと、脳が「この香り=寝る時間」と認識し、入眠がスムーズになります。




ストレッチやマッサージで筋肉をゆるませる

仕事や日中の活動でこわばった筋肉を伸ばすことで、副交感神経が優位になり寝る準備が整います。

今日あった良い出来事を紙に書く

良い出来事を思い出して日記などに書くとポジティブな気持ちで一日を終えられ、不安や嫌な気持ちが和らぎ、眠りにつきやすくなります。

瞑想や呼吸法で心を静める

一日の終わりは、思考がぐるぐる回ったり不安が浮かんだりしがちですが、瞑想や呼吸法を取り入れると心が落ち着きやすくなります。




毎晩の「入眠儀式」は、寝つきをよくするちょっとした習慣です。
ぬるめのお風呂や着心地のよいパジャマ、温かいお茶、軽いストレッチや読書、アロマなど、自分が心地よいと思うものを選んで取り入れてみましょう。
全部を無理にやる必要はありません。少しずつでも自分に合ったものを見つけて続けていくことが大切です。
そうすることで、自然に眠りにつきやすくなり、朝もすっきりと目覚められますよ。


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