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2019.04.08

中医学からみる「乗り物酔い」になりやすい体質

カテゴリ:漢方

今日は朝から雨が降り、残りの桜も散りそうな気配です。
ただ、今年は花冷えのお天気が続いて、横浜ではいつもよりも長くお花見が楽しめたように思います。

さて、店先に先月末から「乗り物酔い」のチラシを掲載しています。




今年のゴールデンウイークは10連休の方も多く、旅行を計画されたり、故郷へ帰省される方も多いかと思います。そんな時のお悩みで多いのが、「乗り物酔い」です。乗り物に乗ると、気分が悪くなったり、吐き気を催したり、めまいがしたり・・・楽しい旅行も、酔いやすい方は移動時間が苦痛で仕方がないと思います。そんな方に、今日は「乗り物酔い」を中医学からお話していきたいと思います。


乗り物酔いになりやすい体質

「痰湿」タイプ

乗り物酔いは、中医学では「痰湿」タイプの方がなりやすいと考えられています。痰湿とは、水分の代謝が滞って、からだに余分な水分が溜まっている方です。余分な水が溜まっていると、次のような症状が起こりやすいです。

・めまい、立ちくらみ
・むくみ
・主に下半身が冷える
・体がだるい
・吐き気
・下痢、軟便
・胃もたれ
・雨の日に体調不良になりやすい
・胃がぽちゃぽちゃする

このような「痰湿」タイプは、普段からめまいや吐き気などに悩まされることが多く、乗り物に乗るとさらに気分が悪くなる方が多いです。雨の日の通勤や通学で、電車やバスに乗っていると体調が悪くなってしまうのも、この「痰湿」タイプの方が多いです。


「気虚」タイプ

次に、「気虚」タイプの方です。気は、中医学では生命活動の源、エネルギーと考えられています。その気が不足していると、次のような症状が起こりやすいです。

・疲れやすい
・体がだるい
・気力が湧かない
・顔色が悪い
・お腹をこわしやすい
・食欲不振
・風邪をひきやすい

このような「気虚」タイプは、疲れが溜まったり、ストレスがかかったりすると、ますます気が不足して症状が悪化します。したがって、山登りなど体力を使った時や疲れがたまってきやすい旅行の後半に乗り物酔いになりやすいです。


「気鬱」タイプ

乗り物への不安や精神的なストレスを抱えている「気鬱」の方もなりやすいです。気は、全身を滞りなく巡っているのが元気な状態ですが、ストレスや疲労などで気の巡りが停滞すると、次のような症状が起こりやすいです。

・不安感が強い
・げっぷやおならが溜まりやすい
・腹部膨満感
・喉のつかえ感
・不眠

このような「気鬱」タイプの方は、乗り物に乗る前から不安やストレスを感じやすくなっています。不眠の方も多いので、睡眠不足が原因で乗り物に酔いやすいです。ストレスから腹部が張りやすく、シートベルトをしているとお腹が圧迫されるため気分が悪くなりやすいです。飛行機に乗る前にひどく不安になるのは、「気鬱」タイプの方によく見られます。



以上、タイプ別に見てきました。

「乗り物酔いと漢方」は結びつかないかもしれませんが、からだに合った漢方を服用することで体質改善につながり、乗り物酔いの予防になります。また、西洋の薬と違い、漢方はのどの渇きや眠気が起こりにくいのが特徴です。

行楽シーズンになり外へお出かけする機会が増えてきますし、学生さんは遠足や修学旅行など、乗り物の移動を伴う行事が活発になってきます。お子さまでも飲める乗り物酔いの漢方もありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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