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2020.05.14

HSPのための『コロナ疲れ』対策

カテゴリ:HSP

今日の横浜は、気温は高いですが湿度が低く、カラッとした暑さで比較的過ごしやすいです。朝晩はまだ冷えるときがありますので、気温差で体調を崩さないようにお気を付けくださいね。




さて、今日は「HSPのための『コロナ疲れ』対策」について書いていきたいと思います。

連日、新型コロナウイルスのニュースばかりが流れています。
外出自粛の長期化に加えて、「自分や家族が感染してしまうのではないか」、「コロナがいつ収束するのか不安で仕方がない」など様々なことを考えて、いわゆる「コロナ疲れ」になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「コロナ疲れ」には、次のような症状が多く見られます。

【体調面】

寝付けない、眠りが浅い、夢を多く見る、悪夢を見やすい、朝すっきりと起きられない、寝ても疲れが取れない、体がだるい、頭が重い、頭痛、肩こり、食欲がない、食べ過ぎる

【精神面】

不安になる、緊張感が続く、イライラする、落ち着かない、気分が落ち込む、集中できない、意欲がわかない

特に、周りの環境や出来事に敏感に反応するHSP(Highly Sensitive Person)の方は、より影響を受けやすく「コロナ疲れ」になりやすい状況と言えます。誰でも今は不安を抱えており、不調が起こって当たり前の状況ですが、HSPの方はあらゆる刺激を受けやすいため、ストレス反応が大きく出やすいです。からだやこころの不調を防ぐためには、できるだけ軽い症状のうちに気づき、早めに対策することが大事です。




HSPのための「コロナ疲れ」対策


1. コロナ関連のニュースを見過ぎない

正しい情報を得るために短時間にニュースを見る分には良いのですが、コロナ関連の情報は不安や恐怖をあおるものも多く、情報を集めれば集めるほど、不安な気持ちが増大しやすいです。特に、HSPの方は自分のことのように深く共感できるため、悲しいニュースに触れると落ち込むことも多いでしょう。また、ネガティブなニュースの見過ぎで、悪夢が増えてしまうことも考えられます。「コロナ疲れ」の症状が出ていたら、いったんニュースを見るのはやめるか、見ても短時間にする(1日に15分など決める)、テレビではなく新聞から知識を得るなど、情報を制限しましょう。




2. 適度な運動で体を動かす

まじめな方が多いHSPは、外出自粛をきちんと守り「STAY HOME」しているのではないでしょうか。もちろんそれは大事なことですが、家でじっとしているばかりで体を動かさないと、ストレスが発散できずに精神面が不安定になったり、血の巡りが悪くなって疲れやすくなったりします。近所をぶらぶらと散歩する、家でヨガやストレッチ、ラジオ体操をするなどして、適度に体を動かすようにして巡りを良くしましょう。




3、生活のリズムを大切にする

在宅勤務や休校が続くようになると、遅くまで寝ていたり早起きが出来なかったりと、家でダラダラと過ごしてしまいがちです。体内時計の乱れは、不眠を引き起こす大きな原因になります。HSPは、特に生活リズムが乱れると体調を崩しやすく、不眠にもなりやすいです。体内時計を整えるには、朝起きたらしっかりと太陽の光を浴びることが何より大事です。仕事や学校に行っていなくても、ある程度の生活リズムを保った一日を過ごすことを心がけるようにしましょう。




以上、「HSPのための『コロナ疲れ』対策」を見てきました。
感染症を正しく怖がることは予防の上では大切なことですが、怖がりすぎると体調面や精神面に影響が出てきてしまいます。毎日、ニュースを漠然と見ている方は知らず知らずのうちに不調になっている可能性もありますので特にご注意ください。

環境の変化や先の見えない不安といったHSPには苦手な状況がこれからも続いていくと思われますが、その中でも出来る対策はしっかりと取りながら、この難局をなんとか乗り越えていきたいものですね。

また、「コロナ疲れ」で眠れない、食欲がない、気持ちが不安定になるなど体調不良にお悩みの場合は、漢方で改善する方法もあります。どうぞお気軽に当店までご相談ください。

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