先週までは夏のように蒸し暑い横浜でしたが、今週に入って空気がカラッと乾燥し一気に秋の気配が漂ってきました。季節の変わり目はどなたも体調を崩しやすいので、どうぞお気を付けくださいね。
今日はそんな今の季節を快適に過ごす「秋の養生法」について書いていきたいと思います。
空気がカラッと乾燥して気持ちのいい秋の季節は、身体の方も、乾燥させる邪気「燥邪」の影響を受けやすいのです。
最近、肌がカサカサしたり、唇や鼻や喉が乾燥したり、便秘になったりしていませんか?
それは、身体の潤いが足りなくなってきているサインです。
また、秋は五臓(心・脾・肺・腎・肝)で言うと「肺」を侵しやすいと言われています。
から咳やぜんそくなど肺(呼吸器系)のトラブルも多くなる季節でもあります。
そして、身体に潤いをもたらす食べ物、特に、梨・ぶどう・りんご・いちじく・柿などの果物には肺を潤し養う作用のものが多いので、この時季に食べると良いです。
夏の頃よりも、布団を分厚くしたり、重ね着をしたりして、外気の冷えから守りましょう。
ただし、寒くなってきたからと言って、一気に厚着をしてしまうのはあまりよくありません。
身体を寒さに慣らすことも大事ですので、少しずつ着るものを増やしていくようにしましょう。
「早寝早起き」はどの季節にもいいことですが、特に秋の朝は爽やかで気持ちよいので、ぶらりと散歩をしたり、外で思いっきりきれいな空気を取り入れて深呼吸すると、心が穏やかになっていくような気がしますよ。
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乾燥肌におすすめの生薬、阿膠(あきょう)
今日はそんな今の季節を快適に過ごす「秋の養生法」について書いていきたいと思います。
秋は体を乾燥させる『燥邪』に注意
東洋医学では、秋は体を乾燥させる「燥邪(そうじゃ)」に侵されやすいと考えられています。空気がカラッと乾燥して気持ちのいい秋の季節は、身体の方も、乾燥させる邪気「燥邪」の影響を受けやすいのです。
最近、肌がカサカサしたり、唇や鼻や喉が乾燥したり、便秘になったりしていませんか?
それは、身体の潤いが足りなくなってきているサインです。
また、秋は五臓(心・脾・肺・腎・肝)で言うと「肺」を侵しやすいと言われています。
から咳やぜんそくなど肺(呼吸器系)のトラブルも多くなる季節でもあります。
「秋の養生法」
1、乾燥を防ぐ
喉が乾いたら白湯や、温めたお茶・牛乳などを飲むようにし、喉を潤わせましょう。そして、身体に潤いをもたらす食べ物、特に、梨・ぶどう・りんご・いちじく・柿などの果物には肺を潤し養う作用のものが多いので、この時季に食べると良いです。
2、冷えを防ぐ
「冷えの予防」はどの季節にも言えるのですが、秋は特に朝晩が冷え、起きていたら喉が痛くなっていたなど風邪をひきやすいので注意です。夏の頃よりも、布団を分厚くしたり、重ね着をしたりして、外気の冷えから守りましょう。
ただし、寒くなってきたからと言って、一気に厚着をしてしまうのはあまりよくありません。
身体を寒さに慣らすことも大事ですので、少しずつ着るものを増やしていくようにしましょう。
3、早寝早起きで心おだやかに
「秋は、鶏のように早寝早起きをして、心おだやかにするように」と昔の中医学の本に書かれています。「早寝早起き」はどの季節にもいいことですが、特に秋の朝は爽やかで気持ちよいので、ぶらりと散歩をしたり、外で思いっきりきれいな空気を取り入れて深呼吸すると、心が穏やかになっていくような気がしますよ。
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乾燥肌におすすめの生薬、阿膠(あきょう)