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2019.02.22

HSPと漢方:人ごみの中でぐったりと疲れてしまう時に

カテゴリ:HSP

今日は天気予報では一日中曇りの横浜でしたが、お昼は晴れて少し暖かさを感じました。

さて、今日は先月に引き続き、「HSPと漢方」について書いていきたいと思います。
HSPについては、前回もご紹介しましたが、環境や周囲の出来事に対して敏感に反応してしまう気質の方のことを言います。

HSPの簡単なチェックリストは前回の記事に載せていますので、ご興味ある方はご覧ください→こちら




HSPは、人が多いところがとても苦手


HSPは、音やにおいなどを繊細に感じ取り、それらの情報が心の奥深くまで入り込みます。
好きな匂いや音楽に触れている時は満たされるのですが、そうでない場合はとても苦痛に感じてしまいます。

特に、大きな駅や商業施設など、人が多いところがとても苦手な方が多いです。
そういった場所では、騒音やきついにおい、明るすぎる照明など刺激が強いものに接することが多く、ぐったりと疲れてしまったり、気分が悪くなったりしやすいです。

また、人混みまではいかなくても、大人数の飲み会や同窓会といった集まりに参加するのも苦痛に感じる方が多いです。
こういった集まりでは、大きな人の声や香水のにおい、タバコの煙など、HSPにとっては刺激を受けやすい状況になります。
さらに、人の感情を繊細に感じてしまうHSPは、こういった集まりに参加すると精神的にも疲れてしまいます。




人混みや雑踏で疲れるときには、気を補う漢方がおすすめ


このようなHSPの方は、漢方で言う「気が足りない=気虚」の方が多いです。
気は、エネルギーの源と考えられていて、気が活発であれば体も元気になります。

HSPの方は、音やにおい、光など多くの刺激を受けやすいため、気を消耗しやすい傾向にあります。
また、常に周囲に気を使い、繊細に人の感情を感じ取るため、慢性的にエネルギーを消耗している状態が続いています。

そういう方に合う漢方薬の一例として、補中益気湯、香砂六君子湯、柴芍六君子湯などがあります。
これらの漢方薬は、気(エネルギー)を補う「補気薬」と言われています。

人混みや雑踏で疲れやすいHSPの方は、胃腸が弱く気が足りない方が多いので、胃腸の働きを良くし気を補うことが大事になってきます。
体質改善には、普段から服用するのをおすすめしますが、人混みにいかないといけない時や大人数の集まりに参加するなど、疲れることが予想される時は、その前に飲んで「気=エネルギー」を補ってあげると、疲れが軽減されます。

前回も書きましたが、HSPの方と漢方はとても相性が良いです。
このような内容に共感して一度漢方を試してみたい方は、お気軽に当店までご相談くださいね。

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