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2024.06.13

体の水はけを良くして、梅雨を快適に過ごそう

カテゴリ:養生法

今日も真夏日に近い暑さになる予報の横浜です。梅雨入りはまだしていませんが、色とりどりのあじさいがきれいに咲いて楽しませてくれています。じめじめした季節に入ってきていますので、どうぞご自愛ください。



今日は『体の水はけを良くして、梅雨を快適に過ごそう』について書いていきたいと思います。


体の水はけを良くして、梅雨を快適に過ごそう

梅雨の季節が苦手な方もいれば、それほど苦手ではない方がいます。この違いは何なのでしょうか?
その答えは、体の中の水はけが良いか悪いかに隠されています。

漢方には「内湿が外湿を呼ぶ」という言葉があります。
体の中の水はけが良くない人(内湿)は、大気中の湿気の影響(外湿)を受けやすいと考えられています。

体の水はけが良くない人は、梅雨や台風など湿気が多い時に、頭痛・めまい・関節の痛み・倦怠感・食欲の低下・下痢・むくみ・吐き気・眠気といった症状が出やすくなります。



梅雨に不調になりやすい人には以下のような特徴があります。

●のりもの酔いしやすい
●舌にべっとり苔がついている
●夕方になると靴下の跡がつく
●生理前にむくみやすい
●日ごろから耳鳴りやめまいが多い
●あまり運動習慣がない


また、梅雨どきは寒暖差や気圧の変化、湿度の高さにより自律神経が乱れやすい時期と言われています。
HSP(Highly Sensitive Person)は気圧や気温の変化に敏感な方が多いので注意したいですね。


梅雨どきの養生法

冷たい食べ物や飲み物を控えよう


氷の入った飲み物、冷たいビール、フルーツやサラダ、刺身、アイスなどが美味しい季節ですが、冷たいもののとりすぎは胃腸の機能が低下して、処理しきれなかった水分が体の中にたまっていきます。食べるものも飲むものも生のままや冷たい状態は避け加熱してとるようにし、アイスを食べた後は温かい飲み物を取るなどして工夫しましょう。

湿気を取り除く食べ物を食べよう


体にたまった湿気を取り除くには、利尿効果があり、湿気を取る作用のある食品が効果的です。梅雨時期には意識して食べるようにしましょう。
【例】はと麦、そば、あずき、白身魚、とうもろこし、冬瓜、きゅうり、そら豆、春雨、あさり、はまぐり、すもも、金針菜、みかんの皮



水分のとり方に気をつけよう


梅雨どきに不調になりやすいのは体の水はけが悪い人ですが、実は水分を必要以上にとりすぎている人も多いです。
のどが乾いたらごくごく飲まず、まず口に含ましてから一口ずつちょびちょび飲むようにしよう。



「陰陵泉」のツボを押そう

体の水はけを良くしてむくみを取ってくれるツボです。軽く押して痛みがあるようなら、余分な水分がたまっているサインですので、普段から押すようにしましょう。



色々と試してみてなかなか体の水はけが良くならない場合は、漢方がおすすめです。気になるようでしたら、どうぞお気軽に当店までお問い合わせください。


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