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2023.09.09

HSPのお悩み:朝、なかなか起きられない

カテゴリ:HSP

昨日の横浜は久しぶりに猛暑からも解放されて、涼しいというより少し肌寒いお天気でした。今日はまた暑くなる予報が出ています。夏の疲れもそろそろ出てくる頃ですので、どうぞ体調管理にお気を付けくださいね。



今日は『朝、なかなか起きられないのは?』について書いていきたいと思います。


朝、なかなか起きられないのは?

体のエネルギー不足やストレスによりなりやすい

朝、なかなか起きられず、起きても午前中はずっと調子が悪い……秋は、寒暖差が大きく自律神経が乱れやすい季節。血圧の調整が上手く出来ないと、低血圧によって寝た状態から起き上がれなくなってしまう状態が続いてしまいます。

学生の方は、長い夏休みの間に生活リズムが変化して、久しぶりに学校へ行き始めたら「体がだるくて起きられない」といった不調を訴えることもあります。

漢方では、朝起きられないのは「気虚」と「血虚」を兼ねた「気血両虚」の方によく見られ、体の中の大事なエネルギーが不足しているため、朝に起きづらくなると考えられます。

また、精神的なストレスなどによって起こる「気滞」もあります。HSPの方は、特にこの「気血両虚」や「気滞」の体質の方が多いため気を付けましょう。朝の運動や規則正しい生活リズムを整えていくことがまず大切です。



朝スッキリ起きるためのセルフケア

1、寝たままストレッチ


寝ている間に副交感神経がうまく働かなかったり、血液の流れが滞ったりすると、朝に目が覚めたときに体のだるさを感じやすくなります。朝起きたら布団の中で寝たままでいいので、次の運動をして体を目覚めさせましょう。

・バンザイをして上半身は上に下半身を下にのびをして、深呼吸する
・手足を「大」の字に広げ、左右にのばすように広げる
・両足をパタパタと左右に開いたり閉じたりする
・足首や手首を回したり、つま先を前に出したり引き寄せたりする




2、生活リズムを整える


生活リズムが変化して起きられなくなった場合は、体調と相談しながらできることから始めて、少しずつ元に戻していきましょう。

・朝起きたらカーテンを開けて、空を見上げて朝日を浴びる
・立ち上がれない時は、上半身だけでも朝の同じ時間に起こす
・寝そべりながらスマホなどを見ないで、見るときは体を起こす
・眠気が高まる夕方には寝ないようにする
・体が動けるようになったら、ラジオ体操など軽い運動を日課にする
・明け方に目が覚めたら、寝不足でも二度寝しないでそのまま起きる



セルフケアでもなかなか改善されない場合は、漢方でサポートする方法もありますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。


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