6月になり、紫陽花が美しい季節になりました。今年はすでに梅雨に入った地域もあり、平年より早い傾向のようです。また、台風も接近していますので、今後の進路にどうぞお気を付けください。
さて、今日は『気象病(天気痛)を予防しよう』について書いていきたいと思います。
漢方では、梅雨の季節は体内に水分がたまりやすくなり、「脾(胃腸)」の働きが弱くなるため気象病になりやすいと考えます。胃腸の働きが低下すると、水のめぐりも悪くなり、体や心が疲れやすくなる状況になります。
セルフケアで気象病や天気痛を予防して、梅雨の季節も健やかに過ごしていきましょう。
段々と暑くなってきて冷たいものが美味しく感じる季節ですが、キンキンに冷えたビール、氷の入った冷たい飲み物、アイスなど冷たいものとり過ぎが胃腸の働きを弱らせ、気象病を引き起こす原因になります。なるべく常温の飲み物を飲む、難しければ氷を入れずに飲む、冷たい飲み物を飲む時は温かい食べ物を食べるなど工夫して胃腸を冷やさないようにしましょう。
「梅雨冷え」というように、梅雨は雨が続いたり急に気温が下がったり体が冷えやすい時期でもあります。体が冷えると気象病の症状が重くなることがありますので、手浴で体を温めて予防しましょう。
<やり方>
(1)大きめの洗面器または洗面台にお湯(40~42℃)をはる。
(2)15分ほど手首までしっかり温める。
好きなアロマの精油を1、2滴たらしてみるのもおすすめです。
雨が降って体が重だるいと運動をしたくなくなるかも知れませんが、運動をして汗をかいて体の新陳代謝をあげることもこの季節には大事です。体内の水分代謝を促すことが気象病予防につながります。ウォーキングやヨガ、筋トレなど、汗をダラダラかくのではなくじわっと出る程度にかくような長く続けられる運動がおすすめです。お風呂で額にじわっと汗がにじむくらいかくのもおすすめです。
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梅雨の養生法
さて、今日は『気象病(天気痛)を予防しよう』について書いていきたいと思います。
気象病(天気痛)を予防しよう
気温や気圧の変化に敏感な人がなりやすい
近年では、寒暖差や気圧の変化によって、頭痛、めまい、食欲不振、気分の落ち込み、肩こり、吐き気など、様々な不調があらわれることを「気象病」と言うようになりました。梅雨の季節は、梅雨前線が活発で気圧が低下しやすく、梅雨冷えと蒸し暑さで気温変化も大きくなり「気象病」になりやすいです。漢方では、梅雨の季節は体内に水分がたまりやすくなり、「脾(胃腸)」の働きが弱くなるため気象病になりやすいと考えます。胃腸の働きが低下すると、水のめぐりも悪くなり、体や心が疲れやすくなる状況になります。
セルフケアで気象病や天気痛を予防して、梅雨の季節も健やかに過ごしていきましょう。
気象病・天気痛予防のセルフケア
①冷たいもののとり過ぎに気を付けよう
段々と暑くなってきて冷たいものが美味しく感じる季節ですが、キンキンに冷えたビール、氷の入った冷たい飲み物、アイスなど冷たいものとり過ぎが胃腸の働きを弱らせ、気象病を引き起こす原因になります。なるべく常温の飲み物を飲む、難しければ氷を入れずに飲む、冷たい飲み物を飲む時は温かい食べ物を食べるなど工夫して胃腸を冷やさないようにしましょう。
②「手浴」で体を温めて予防しよう
「梅雨冷え」というように、梅雨は雨が続いたり急に気温が下がったり体が冷えやすい時期でもあります。体が冷えると気象病の症状が重くなることがありますので、手浴で体を温めて予防しましょう。
<やり方>
(1)大きめの洗面器または洗面台にお湯(40~42℃)をはる。
(2)15分ほど手首までしっかり温める。
好きなアロマの精油を1、2滴たらしてみるのもおすすめです。
③軽く運動をしたり、お風呂に入って汗をかこう
雨が降って体が重だるいと運動をしたくなくなるかも知れませんが、運動をして汗をかいて体の新陳代謝をあげることもこの季節には大事です。体内の水分代謝を促すことが気象病予防につながります。ウォーキングやヨガ、筋トレなど、汗をダラダラかくのではなくじわっと出る程度にかくような長く続けられる運動がおすすめです。お風呂で額にじわっと汗がにじむくらいかくのもおすすめです。
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梅雨の養生法