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2021.11.01

お米は『気=エネルギー』を補う源

カテゴリ:養生法

今日から11月ですね。今年は湿度の高い日が長かったせいで、秋が短く感じます。ようやく緊急事態宣言も明けたので、爽やかな秋を満喫したいですね。




お米は『気=エネルギー』を補う源

今年も、新米の季節がやってきました。
新米とは、収穫年の12月31日までに精米・包装されたお米のこと。一般的には9~10月頃から出始めるので、今はスーパーなどにも様々な銘柄の新米が並んでいると思います。

日本では、新米のような「初物」は新しい命がみなぎる縁起物として、古くから親しまれてきました。また、新米は水分量が多くてやわらかく、粘りがあって味も香りも豊かです。



ただ、近年は「太るから」という理由でご飯を食べない人が増えています。

薬膳で、お米は

・気を補って体力をつける
・胃の働きを高めて消化吸収をよくする
・イライラやストレスを緩和する

などの働きがあると考えられています。



炭水化物を控えすぎると、体は不足した糖分を補おうと無性にお菓子など手っ取り早く食べられる甘いものを欲してしまいます。
ご飯は、粒のままで摂取するため、パンや麺類よりもゆっくりと消化・吸収されていきます。
また、お米を炊くときは水のみなので、パンや麺類などと違って油や砂糖、塩は一切用いられていません。
食べ過ぎなければ、ご飯は実は太りにくい食べ物なのです。

特に、気が足らない気虚の方(HSPの方にとても多いです)は、ご飯はからだのエネルギーの源になりますので、しっかり食べることをおすすめします。
「玄米」に関しては栄養価が高いのですが、消化吸収が良くないので胃腸の負担になることがあります。胃腸の弱い人には、玄米よりも雑穀を白米にブレンドして炊くのをおすすめします。



今しか味わえない縁起物の「新米」からたくさんの元気をもらいましょう!


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