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2020.03.30

元気でいるためには「気」を守ることが大事です

カテゴリ:養生法

昨日は、雪がうっすらと積もった横浜でした。前日との気温差は、実に20℃以上もあったらしいです。春は、気温の上がり下がりの幅が大きく「気」を消耗しやすい季節です。
今日は、その「気」について書いていきたいと思います。




気が不足すると、様々な症状が出やすくなる

気は、漢方の世界では「生命活動を支える心身のエネルギー」と考えられています。
血や津液(水)のもととなり、動かしたり、からだを温めたりします。

身体のエネルギーである「気」が上手く巡っていれば、栄養が身体のすみずみに行きわたり、毎日元気で疲れも溜まりにくいです。
しかし、その「気」が不足してくると、消化機能が衰えて栄養が行きわたりにくくなり、内臓もうまく働けなくなって、だんだんと身体の不調が出てきます。


気が不足すると・・・

●疲れやすい
●身体がだるく、やる気が出ない
●風邪をひきやすい
●冷えやすい(寒がり)
●食欲があまりない、食べると胃がもたれる
●動くとすぐに息切れしたり、汗をかく
●めまいがする
●軟便・下痢の傾向がある
●声に力がなく、筋力もあまりない
●舌がぼってりとして、縁にギザギザがある


などの症状が現れてきます。

けっこう当てはまった方も多いのではないでしょうか?
現代の日本人は、偏った食生活やダイエット、不規則な生活による睡眠不足などで、こういった気が足らない「気虚」の体質の方がとても多くなっています。




気虚の改善方法

気虚を改善するためのポイントを下記に載せました。できるところから始めてみましょう。

●過労に気をつけ、疲れたら休むようにしましょう。
●早めの就寝を心がけ、睡眠不足にならないようにしましょう。
●適度な運動を心がけましょう。過度な運動は体力を消耗し「気虚」を増幅させますので避けましょう。
●冷たい食べ物ではなく、温かい食べ物を食べるようにしましょう。
●胃腸機能の低下を招き「気虚」につながりますので、ダイエットや暴飲暴食はやめましょう。


近頃は、連日新型コロナウイルスのニュースが報道されています。ニュースを見続けて不安な気持ちになるのは、気を消耗することにもつながります。不安になるようでしたらチェックは控えるようにして、大事な「気」を守るようにしましょう。



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