働く世代やHSPの漢方相談|横浜の漢方カウンセリング「がじゅまる」

twitter instagram
045-567-8760

ブログブログ

2019.12.09

冬の養生法

カテゴリ:養生法

今朝も寒い朝を迎えた横浜です。インフルエンザの患者数が去年の同じ時期と比べておよそ6倍に達し、例年よりも早く流行が広がっているそうです。くれぐれも体調管理にお気を付けください。



さて、今日は「冬の養生法」について書いていきたいと思います。


冬の養生法

冷えをより一層感じる冬。冷えがひどくなると血行が悪くなって、肩こりや頭痛、しもやけ、女性では生理痛がひどくなるなどの症状が引き起こされることがあります。冬は、冷えに対しての養生が大事です。


1、体を冷やさない

冬の養生で一番大切なことは、体を冷やさないことです。
腹巻きやネックウォーマー、レッグウォーマーをして、特に首と名前がつくところ(首、手首、足首)やお腹を冷やさないようにしましょう。
また、お腹や背中にカイロを張ったり、三陰交(さんいんこう)のツボにお灸をするのもおすすめです。




2、適度に体を動かす

動くことが少ないと、血行が悪くなりますます体が冷えてきます。
朝起きた時や就寝前に、足を伸ばす、足首を回すなど、軽いストレッチを行うのがおすすめです。
体の緊張がほぐれて、睡眠の質も上がることも期待できます。
少し寒さが緩んだ日には、外へ出て軽くウォーキングなど運動をして基礎体力をつけて冷えを予防しましょう。




3、しっかり湯船で温まる

冬は、シャワーで簡単に済ませるのではなく、湯船で温まるのが大事です。
冷えると生理痛が酷くなったり、生理不順になりやすい方には「よもぎ風呂」がおすすめです。
よもぎは「艾葉(がいよう)」といって漢方の生薬にも使われていて、経絡を温めてくれて、寒さを散らしてくれる働きがあります。
乾燥したよもぎをお茶の紙パックなどに入れて、浴槽でよく揉むと「よもぎ風呂」が出来上がります。
当店では、体を芯から温めるよもぎ入りの入浴剤「ご湯っくり」を販売しています。




4、冬は黒い食べ物を意識的に食べる

冬は、五臓で言うと「腎」の季節です。
寒い冬は、腎が影響を受けやすく、冷え性や下痢、むくみなどの症状が出やすいです。
腎と関係が深いものは、黒豆や黒米、きくらげ、黒ゴマ、昆布、わかめなど、黒い食べ物です。
これらの食べ物は、新陳代謝を活発にして、腎機能を高める働きがあります。
冬は、寒さに負けない体力を食べ物から補うことも大切です。
ぜひ毎日の献立に取り入れてみてください。



友だち追加  ←LINEからでも、ご予約や簡単なご相談を承っております。

ブログトップへ戻る