師走らしく一気に寒さが厳しくなってきた横浜です。大雪の予報が出ている地域もありますので、どうぞお気をつけてください。
さて今日は、「冬からはじめる花粉症対策」について書いていきたいと思います。
冬のうちから花粉症を予防するには、外敵である邪気から身を守る「衛気(えき)」を高めることです。衛気とは、中医学で体表にバリアを張り巡らせて、体を守ってくれる気のことを言います。この衛気が十分にあると、花粉やホコリ、ウイルスなどといった邪気を体内に侵入させず、病気になる前に防いでくれます。一方で、衛気が弱いと、体表のバリアが弱くなるため簡単に邪気が入ってきて、花粉症になったり、風邪やインフルエンザ(今年は新型コロナウイルスも)にかかりやすくなります。その他、衛気が弱いと、疲れやすくなったり、汗をかきやすくなったり、皮膚の症状が出やすくなったりといった症状も出やすいです。
当店に来られるHSPの多くの方は、光・音・においなどの刺激に敏感だったり、人の気持ちを繊細に感じ取ったりするため、どうしても気(エネルギー)を消耗しやすい傾向にあります。そのうちの「衛気虚(えききょ)」という体質の方は、花粉症にかかりやすくなります。
気を補う穀物・イモ類・豆類や温野菜を中心にした食事にして、脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの、刺激の強いもの(唐辛子、わさび)を控えましょう。特に、透明な鼻水がだらだらとたくさん出る場合は、 冷たい食べ物や飲み物、生ものは避けてください。
●過労を避けて、睡眠を十分にとり、軽く運動する
過労や睡眠不足が重なると、衛気はだんだんと減っていきます。また、運動不足もよくないので、寒い日はお家でラジオ体操やヨガをしたり、少し暖かい日には外へ出て軽く散歩をすることもおすすめします。
●衛気を強化する漢方「玉屏風散」
上に書いた養生法に、「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という衛気を強化する漢方をプラスして服用すると、花粉症予防に効果的です(体質に合わない方もいますので、服用する場合は漢方の専門家にご相談ください)。
辛い花粉症の症状を軽くするには、不規則な生活や食生活の乱れ、運動不足などで衛気を減らさないことが大事です。朝に冷たいヨーグルトやジュースを摂っていたり、深夜遅くまで起きていたり、全く運動をしていなかったりといった生活を続けていくと、知らず知らずのうちに気が少なくなり、免疫力が低下していき、花粉症にもかかりやすくなります。来年の春は、少しでも花粉症の症状を軽くするために、冬の今から予防していきましょう。当店では花粉症の漢方相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
さて今日は、「冬からはじめる花粉症対策」について書いていきたいと思います。
冬からはじめる花粉症対策
「花粉症=春」のイメージなので、花粉症の予防も春からと思う方も多いかもしれませんが、実は冬から始めるのがとても大事で、早ければ早いほどおすすめです。当店でも毎年花粉症の方がご相談に来られますが、やはり早いうちから体質改善に取り組まれた方が効果を実感していただけているようです。冬のうちから花粉症を予防するには、外敵である邪気から身を守る「衛気(えき)」を高めることです。衛気とは、中医学で体表にバリアを張り巡らせて、体を守ってくれる気のことを言います。この衛気が十分にあると、花粉やホコリ、ウイルスなどといった邪気を体内に侵入させず、病気になる前に防いでくれます。一方で、衛気が弱いと、体表のバリアが弱くなるため簡単に邪気が入ってきて、花粉症になったり、風邪やインフルエンザ(今年は新型コロナウイルスも)にかかりやすくなります。その他、衛気が弱いと、疲れやすくなったり、汗をかきやすくなったり、皮膚の症状が出やすくなったりといった症状も出やすいです。
当店に来られるHSPの多くの方は、光・音・においなどの刺激に敏感だったり、人の気持ちを繊細に感じ取ったりするため、どうしても気(エネルギー)を消耗しやすい傾向にあります。そのうちの「衛気虚(えききょ)」という体質の方は、花粉症にかかりやすくなります。
花粉症から身を守る衛気(えき)を高めるには?
●食事に気をつける気を補う穀物・イモ類・豆類や温野菜を中心にした食事にして、脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの、刺激の強いもの(唐辛子、わさび)を控えましょう。特に、透明な鼻水がだらだらとたくさん出る場合は、 冷たい食べ物や飲み物、生ものは避けてください。
●過労を避けて、睡眠を十分にとり、軽く運動する
過労や睡眠不足が重なると、衛気はだんだんと減っていきます。また、運動不足もよくないので、寒い日はお家でラジオ体操やヨガをしたり、少し暖かい日には外へ出て軽く散歩をすることもおすすめします。
●衛気を強化する漢方「玉屏風散」
上に書いた養生法に、「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という衛気を強化する漢方をプラスして服用すると、花粉症予防に効果的です(体質に合わない方もいますので、服用する場合は漢方の専門家にご相談ください)。
辛い花粉症の症状を軽くするには、不規則な生活や食生活の乱れ、運動不足などで衛気を減らさないことが大事です。朝に冷たいヨーグルトやジュースを摂っていたり、深夜遅くまで起きていたり、全く運動をしていなかったりといった生活を続けていくと、知らず知らずのうちに気が少なくなり、免疫力が低下していき、花粉症にもかかりやすくなります。来年の春は、少しでも花粉症の症状を軽くするために、冬の今から予防していきましょう。当店では花粉症の漢方相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。