今日は、二十四節気で「大雪」です。今日の横浜は、朝はこの時季らしい寒さでしたが、日中は日差しが暖かく小春日和でした。今週はまだ秋の気候が続くようですが、急に寒くなったりしますのでどうぞお気を付けくださいね。
さて、今日は「冬の養生法」について書いていきたいと思います。
冬は、気を鎮めてひそやかな気持ちで過ごし、
とにかく冬は、寒さから体の陽気を守ることが大切です。かといって逆に暖房などで部屋を暖かくしすぎると、体表部を開き、かえって陽気の発散を強めてしまいます。部屋の温度は少し低めに設定して皮膚の扉を閉じ、衣服を工夫して体から熱が逃げないようにしましょう。
また、体を温めてくれる温性食品を積極的に食べましょう。えび、さけ、まぐろ、しょうが、ねぎ、山椒、シナモン、よもぎ、にら、らっきょうなどがおすすめです。生野菜は体を冷やすので注意しましょう。
体を芯から温めるには、少しぬるめ(38~40℃前後)のお湯にゆったりと長めに入りましょう。汗をかくまで入りすぎると、汗と共に気も消耗してしまいますので疲れている方は気をつけましょう。足が冷えて眠れない方は、足湯もおすすめです。
冬は、夏とは対照的に活動を抑えてゆっくりと過ごす季節です。あまり頑張りすぎず、ゆったりとした気持ちで過ごすのが理想的。そうすることで、春に向けてエネルギーをしっかり蓄えることにつながります。
さて、今日は「冬の養生法」について書いていきたいと思います。
冬の養生法
漢方の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」では、冬は草木が枯れ落ち、穀物は倉(蔵)の中にしまい込まれ、動物は冬ごもりするように、すべてが閉塞して陽気(エネルギー)を外に出さない季節なので、冬の3ヶ月のことを「閉蔵(へいぞう)」といい、冬の養生法を次のように述べています。冬は、気を鎮めてひそやかな気持ちで過ごし、
早く寝て朝は日の出るのを待って起き、
じかに寒さに当たらないように体を温め、
過労して汗をかかないようにする。
もし、養生法に逆らって、精神を動揺させたり、
寒さに当たったり、過労して汗をかいたりすると、
五行による冬に配当する臓器である腎を傷害したり、
春になって手足が冷えて萎えてしまう。
とにかく冬は、寒さから体の陽気を守ることが大切です。かといって逆に暖房などで部屋を暖かくしすぎると、体表部を開き、かえって陽気の発散を強めてしまいます。部屋の温度は少し低めに設定して皮膚の扉を閉じ、衣服を工夫して体から熱が逃げないようにしましょう。
また、体を温めてくれる温性食品を積極的に食べましょう。えび、さけ、まぐろ、しょうが、ねぎ、山椒、シナモン、よもぎ、にら、らっきょうなどがおすすめです。生野菜は体を冷やすので注意しましょう。
体を芯から温めるには、少しぬるめ(38~40℃前後)のお湯にゆったりと長めに入りましょう。汗をかくまで入りすぎると、汗と共に気も消耗してしまいますので疲れている方は気をつけましょう。足が冷えて眠れない方は、足湯もおすすめです。
冬は、夏とは対照的に活動を抑えてゆっくりと過ごす季節です。あまり頑張りすぎず、ゆったりとした気持ちで過ごすのが理想的。そうすることで、春に向けてエネルギーをしっかり蓄えることにつながります。