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2021.11.15

HSPによく見られる便秘の原因

カテゴリ:HSP

最近、朝晩は冷え込んでいますが、日中は小春日和で過ごしやすい日も多いですね。来月になると師走になり慌ただしくなるので、ゆっくりできるときに体も心も休めておきたいですね。



さて、今日は「HSPによく見られる便秘の原因」について書いていきたいと思います。


HSPによく見られる便秘の原因

当店に来られるHSPのお客さまのお悩みのひとつに「便秘」があります。漢方(中医学)では、便秘には主に以下のタイプがあると考えられています。

1、気虚タイプ

体のエネルギーである「気」が不足して、便を押し出す力がなくなり、力んでもなかなかでないタイプ。排便後に疲れたり、汗をかいたりする。比較的、便はやわらかい。

2、血虚タイプ

栄養を体にゆきわたらせて潤いを与える「血」が不足して、便が乾燥して硬くなり、コロコロした便が出るタイプ。「血」が不足しやすい女性に多い。

3、気滞タイプ

ストレスや運動不足などで「気」のめぐりが悪くなることで、腸の働きも悪くなり、便がすっきりと出ないタイプ。生活環境の変化や緊張する場面が続くとなりやすい。

4、陽虚タイプ

体を温める「陽気」が不足して、腸内が冷えてしまうことで蠕動運動が上手くできず、便が出なくなるタイプ。「陽気」が少なくなった高齢者にもみられる。

5、陰虚タイプ

体を潤す「陰」が不足して、便が乾燥して、硬くてコロコロの便になるタイプ。病気で発熱後に腸内が乾燥して「陰」が不足した人にも見られる。

6、実熱タイプ

食べ過ぎや飲み過ぎなどで体に余分な「熱」がこもり、便が乾燥して出なくなるタイプ。アルコールや唐辛子などの刺激物、高カロリーなものを多くとる人がなりやすい。




以上、中医学から便秘の原因を見てきました。

HSPの方は、気や血が足りなかったり、気の流れが悪くなっている方が多いので、1「気虚タイプ」2「血虚タイプ」3「気滞タイプ」の便秘が比較的よく見られます。

市販の漢方便秘薬は、体の熱を冷ましたり、余分なものを排出する作用のものが多いため、体が冷えている方が飲むとますます体を冷やし、排便する体力を消耗してしまい、便秘が悪化してしまう可能性もあります。HSPは体が冷えていたり、気が足らない方が多いので、特に注意が必要です。また下剤に頼りすぎると本来の腸の動きが鈍くなりますので、癖になり過ぎないように気を付けましょう。



便秘の解消には、日常生活の養生(セルフケア)がとても大事です。時間がないからと言って、朝食を摂らないで仕事や学校に出かけてしまっては便秘はなかなかよくなりません。食べる量が少ないと便秘になりやすいので、消化の良いものを食べるようにしましょう。また、ストレスから便秘になっている方は、ストレスの元をなるべく少なくしていくことが便秘解消につながります。どのタイプでも、適度の運動は腸の動きを活発にしてくれますので、出来るだけ運動習慣をつけましょう(疲れすぎない程度に)。



毎日のお通じは、体からの大事な「お便り」です。自分のお腹が健康かどうか、もっとも簡単に分かる健康のバロメーターとも言われています。
当店では、あなたがどのタイプにあてはまるかを見極めて、体質に合った漢方薬や養生法を提案させていただいています。便秘でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。


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