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2022.12.08

HSPのお悩み:冬季うつになりやすい

カテゴリ:HSP

寒い日が続いていましたが、今日は快晴で暖かさも感じられた横浜でした。師走になり日に日に慌ただしくなってきますが、どうぞ体調管理にお気を付けてお過ごしください。



さて、今日は『HSPのお悩み:冬季うつになりやすい』について書いていきたいと思います。


HSPのお悩み:冬季うつになりやすい

冬になると、気分が滅入ったり、ひたすら眠かったり、甘いものが無性に欲しくなったり・・・そんな症状が出る方は、もしかして「冬季うつ」かもしれません。冬季うつの原因は、日照時間が短くなることで、体内時計が狂ってしまうことにあります。名前のとおり、冬になると症状が出て、春になると軽快していくのが特徴です。

漢方で、冬は五臓で「腎」の季節なので、もともと虚弱体質で体が冷えやすく腎の働きが弱い「腎陽虚(じんようきょ)」の方は、肉体的にも精神的にも疲労感が出やすく、冬季うつにかかりやすくなると考えられます。

冬季うつは、光に対する感受性が強い体質や季節の変化に敏感な人がなりやすいと言われているので、HSPは特に注意が必要です。冬になったらいつもよりも太陽の光を浴びることを意識して、憂うつを解消する方法を味方につけましょう。


冬季うつチェックリスト

□ いくら寝ても寝足りない
□ 体のだるさが一日中続く
□ やる気が低下している
□ 炭水化物がやたら食べたくなる
□ 仕事や家事に時間がかかる
□ 好きだったものに興味がなくなる
□ 外出や人づきあいが面倒に感じる




冬季うつの予防

①冬は意識的に太陽の光を浴びよう

冬季うつに最も効果的なのは光を浴びることで、目に太陽の光が入ることが大事です。出来れば外へ出て光を浴びるのがいいですが、極寒の日には厳しいですね。部屋の中で日向ぼっこするだけでも効果がありますので、意識的に日光に当たるようにしましょう。冬でも明るい日が入る南や東側の部屋がおすすめです。

②心が落ち着く音楽を味方につけよう

音楽は憂うつの解消に役立つと言われています。ただし、気分が沈むときに陽気な曲は逆効果ですので注意しましょう。モーツァルトなどの代表的なクラシック音楽、川のせせらぎや小鳥のさえずりなど自然の音、リラックスできるヒーリングミュージックなどがおすすめですが、聴いて心が落ち着く音楽が一番です。

③SNSなど周りの情報をいったん遮断

SNSやネット、テレビなど画面から情報を得る時間が長いほど、寂しさや孤独感を感じやすくなるそうです。気分が落ち込みやすくなってきたら、周りの情報をいったん遮断したり、SNSをしばらくお休みするのも良いかも知れません。特に、夜の怖いドラマや映画、ニュースは眠りづらさや悪夢につながりやすいので避けましょう。



セルフケアで冬季うつの症状を解消できない場合は、漢方薬も有効です。当店では、詳しい症状をお聴きして、あなたに合った漢方薬をお選びいたします。もしも『冬季うつ』の症状でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。


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