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2020.03.09

ストレスからお腹の調子が悪くなる「肝脾不和」

カテゴリ:漢方

今朝の横浜は、曇り空が広がっていますが、これからぐんぐんと気温が上がって最高気温が17℃に達する予報です。今週は気温が高めで推移しそうですが、朝は冷え込んだり、夜になるとグッと気温が下がったりと、寒暖差で体調を崩しやすい季節ですので、どうぞお体ご自愛下さい。




さて、今日は症状から証を分析していきたいと思います。

症状


●腹部膨満感
●お腹が張って痛い
●イライラして怒りやすい
●ため息をつきやすい
●食欲が落ちる
●泥状便または大便不調
●お腹が鳴る
●おならが出やすい


これらの症状から証を分析すると、この証は・・・
「肝脾不和(かんぴふわ)証」と考えられます。





肝脾不和(かんぴふわ)証

ストレスなどが原因で肝の働きが強くなり過ぎて、脾に影響が及び、胃腸障害が出ている状態です。

五臓で「肝」は、自律神経に関わり、情緒を安定させる働きがあります。ストレスを受けると、漢方では「肝」が乱れると考えます。そして、「肝」の影響を大きく受けるのが「脾」です。脾は、胃腸を含めた消化器全体の働きで、食べ物や飲み物を気や血や津液(水)といった栄養に変えて消化吸収します。

よくストレスから胃腸の症状が悪くなる方がいらっしゃいますが、それはまさしく「肝脾不和」の状態。特に、春は「肝」の季節で、陽気が上がりやすくイライラや怒りっぽい症状が現れやすくなっています。そして、それが「脾」に影響すると、食欲が落ちたり、お腹が張ったり、お腹の調子が悪くなったりと、胃腸の症状に及びやすいのです。

「肝」と「脾」など五臓の詳しい働きについては、下記のページをご参照ください。
五臓の働きとケア


その「肝脾不和証」を改善する漢方薬のひとつ、「逍遙散(しょうようさん)」をご紹介します。





逍遙散(しょうようさん)


イライラして疲れやすく、ストレスや精神的な緊張からお腹の調子を崩しやすい「肝脾不和」の方に。

逍遙散の「逍遙」という言葉には「気ままに歩く、ぶらぶら歩く」という意味があり、病気においては色々な症状が急に現れたり消えたりして取り留めがない状態を現しています。このことから逍遙散は、不定愁訴が多い自律神経失調症や更年期障害などに応用されています。

逍遙散は、抗ストレス作用がある「柴胡・芍薬」の組み合わせから、イライラして怒りっぽいといった症状に効果があります。また、「生姜・甘草・白朮・茯苓」は消化吸収に働き、胃腸の機能を高めます。

春は環境が変わる方が多く、心のバランスを乱しがち。ストレスから胃腸の症状が起きやすい方は「逍遙散」をお試しください。


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