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2019.08.19

体力がなく学校へ行くことが不安な学生の方へ

カテゴリ:漢方

今日は、猛暑日からは解放されたものの、まだまだ蒸し暑い横浜です。
お盆休みが明けましたが、お元気にお過ごしでしたか。帰省でふるさとに帰られた方も多いかと思います。今週は、お盆休みの疲れが出やすい一週間かと思いますので、お気をつけくださいね。



 

学生の方は、お盆休みが終わると「もうすぐ夏休みも終わりだなぁ」と切なくなるかもしれませんね。夏休みが終わると、二学期が始まります。二学期は、体育祭や文化祭などの行事が多く、体力に自信がない方は今から不安もあるのではないでしょうか。

当店は、学生の方のお客さまも多いのですが、そのお悩みで多いのが、

・からだが疲れる
・食欲がない
・下痢、泥状便
・吐き気
・頭痛
・めまい
・眠れない

です。男女かかわらず、中学生から大学生の方までこのような症状を訴えられます。
みなさん症状は違うのですが、お話を丁寧にうかがっていると、胃腸の働きが上手くいっていないのが原因のことが多いです。中医学ではそれを「脾の運化機能」といいます。

 

脾の運化機能とは?

「運化」とは、飲食物からの栄養を運んだり、消化・吸収をすることを言います。

脾(胃腸)の運化機能が正常ですと、気や血、津液(水分)を消化・吸収し、からだのすみずみに栄養を行き渡らせることができます。しかし、脾の運化機能が異常ですと、栄養を行き渡らせることができず、上に書いたお悩みのような様々な症状が出てきます。

「食欲がない」「下痢」などは、胃腸の働きが弱いと起こりやすいというのは分かりやすいですが、「頭痛」や「めまい」といった症状は胃腸と結びつきにくいのでちょっと分かりにくいかもしれませんね。

脾(胃腸)の働きが弱くなると、栄養を十分に取ることができず、体内の気や血も不足してしまいます。そうすると、頭の方にも栄養が行き渡らなくなり、頭痛やめまいが起こりやすくなってしまうのです。

 

脾の働きがよくなると、体力に自信がついてきます

脾(胃腸)の働きをよくすることは、からだの土台づくりにつながります。脾の働きが良くなると、食欲が増し、食事からの栄養も吸収しやすくなります。逆に、脾の働きが弱くなると、体調を崩しやすくなったり、抵抗力が弱まったりします。10代の頃から漢方で脾の働きを高めて体調を整えていくと、体力がつき自信も出てきます。

上のような症状で悩まれていた学生の方々が漢方で元気になっています。当店では、丁寧にカウンセリングさせていただいて、からだに合った漢方をお選びいたしております。体力がないと感じていて学校に行くことが不安になっている方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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