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2026.07.14

暑い夏に体が重い、疲れが取れない方へ|漢方から見る夏の養生

カテゴリ:養生法

暑い日が続くと、なんとなく体が重い、疲れが取れない、食欲が落ちる……
そんな不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

日本の夏は、高温多湿で、体に余分な水分がたまりやすいです。
漢方では、湿気による体への影響を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

湿邪の影響を受けると、体の中の水分バランスが乱れ、

「体が重だるい」
「むくみやすい」
「胃腸の調子がすっきりしない」
「疲れやすい」

といった不調につながることがあります。




夏は、体を適度に動かして発散する季節

漢方の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』では、夏は草木が成長し、生命の力が盛んになる季節として「蕃秀(ばんしゅう)」と表現されています。

夏は、自然界の陽気が高まる季節。
そのため、私たちの体も適度に活動し、汗をかくことで、体の中にこもったものを発散することが大切だと考えられています。

夏の養生として、昔から次のような過ごし方がすすめられています。

・朝は少し早めに起きる
・無理のない範囲で体を動かす
・適度に汗をかく
・気持ちをゆったり開放する



 

夏の疲れには、胃腸をいたわる食養生を

暑い時期は、冷たい麺類や飲み物、アイスクリームなどをとる機会が増えます。
暑さで食欲が落ちると、簡単に食べられるものばかりになりがちですが、冷たいもののとりすぎは胃腸の働きを弱め、さらに疲れやすさにつながることがあります。

漢方では、元気をつくる源は「胃腸の働き」にあると考えます。夏の疲れを感じる時こそ、胃腸に負担をかけすぎず、消化しやすい食事を心がけることが大切です。

おすすめの食材は、

・豚肉
・鶏肉
・大豆製品
・卵
・ごま


など、体をつくるもとになる食材です。

また、夏野菜の中には、暑い季節にこもりやすい熱を冷まし、体のバランスを整える助けになるものもあります。
ただし、冷やす力の強い食材ばかりをとりすぎると、胃腸が疲れてしまうこともあります。
「夏だから冷たいもの」ではなく、ご自身の体調に合わせて、温かい料理や汁物なども取り入れながら、胃腸をいたわってあげましょう。



 

夏の過ごし方が、秋の体調につながります

夏は、暑さに負けないように頑張るだけでなく、体をいたわりながら過ごすことも大切です。
夏の間に無理をしすぎず、胃腸を整えておくことで、季節の変化にも対応しやすい体づくりにつながります。

「夏になると毎年疲れてしまう」
「暑くなると食欲が落ちる」
「体が重く感じる」

そんな方は、ご自身の体質に合わせた漢方で整えていく方法もあります。
当店では、お一人おひとりの体質や生活に合わせてご相談を承っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。




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