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2026.03.10

春の眠気を和らげる漢方的セルフケア

カテゴリ:養生法

春になると、

●日中とにかく眠い
●頭がぼんやりする
●やる気が出ない

そんな変化を感じる方は少なくありません。
漢方では、春の眠気は『体が季節の変化に順応しようとしているサイン』と考えます。




春は「肝」が動き出す季節

春は漢方で「肝(かん)」の季節と言われます。
肝は、体の気の巡りや自律神経、気持ちのバランスを整える役割があります。
冬の間、体の中にためていたエネルギーが春になると外へ動き始めます。
この動きに体が追いつかないと、気の流れが滞り、眠気やだるさとして現れやすくなるのです。


春は寒暖差で「気」を消耗しやすい

春は気温の寒暖差が大きく、体のリズムが少し乱れやすい季節です。
寒暖差に対応するために、体は気(エネルギー)をたくさん使います。
そのため、気が少し不足すると、体がだるくなったり、いつもより眠くなったりしやすくなります。




春の眠気を和らげる漢方的セルフケア

① 朝は「ゆっくり動かす」を意識する

春は「肝」が活発になり、気が上に昇りやすい季節。
起きてすぐにバタバタすると、気が頭に偏り、余計にぼんやりしやすくなります。

・起きたらカーテンを開けて自然光を浴びる
・軽く伸びをする
・ゆっくりと深呼吸をする


これだけでも、気が全身にやさしく巡り始めますよ。




② 「香り」で肝をゆるめる

漢方では、香りのあるものは「気の巡りを助ける」と考えます。
春の眠気を感じるときは、

・柑橘系(ゆず、みかん、レモンなど)
・しそ
・ミント


など、軽やかな香りがおすすめ。
アロマでも、お茶でも、料理に使ってもOKです。
「いい香りだな」と感じること自体が、滞った気を巡らせるセルフケアになります。




③ 食べすぎない・溜めこまない

春は、体が外に向かって動き始める時期。
食べすぎや重たい食事は、エネルギーの巡りを妨げ、眠気を強めます。
漢方的には

・腹八分目
・よく噛む
・夜遅くに食べすぎない


が基本。

「ちゃんと食べなきゃ」よりも「食べ終わりが心地よい」を目安にしてみてください。
食後に『参楂神(さんざしん)』も飲むのもおすすめです。




④ 軽い「ゆらし」で気を巡らせる

激しい運動は必要ありません。
春は、「ゆらゆら・ぶらぶら」するような動きが向いています。

・自由気ままに散歩する
・首や肩を回す
・体を左右にゆらす


特にデスクワークが多い方は、頭に集まりがちな気を下へ流すイメージで。
眠気が出たときこそ、少し体を動かすとスッと楽になることがあります。




⑤ 眠気が強い日は「休んでいい日」

漢方の視点では、眠気は「今は立ち止まって整えよう」という体からのメッセージ。
特にHSP気質の方は、環境の変化に適応するだけでエネルギーをたくさん使っています。

・早めに寝る、または昼寝をする
・予定をひとつ減らす
・ぼーっとする時間を許す


それは甘えではなく、体を守る養生です。




さいごに:春の眠気と上手につきあうために

春は、心も体も揺れやすい季節。
眠くなるのは、あなたの体が自然のリズムにちゃんと反応している証拠です。

「ちゃんとしなきゃ」ではなく「整えてあげよう」
そんな視点で、自分にやさしく過ごしてみてくださいね。


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