3月になり、ポカポカと暖かく春らしい日が多くなってきました。ただ、朝晩の冷え込みはまだまだありますので、寒暖差で体調を崩さないようにどうぞお気を付けくださいね。
さて、今日は『お腹の張りの原因と対処法』について書いていきたいと思います。
ストレスと胃腸の働きには密接な関係があり、緊張や不安、イライラなどのストレスは、お腹が張ってガスが出る原因にもなります。
漢方で「気」は本来、体のすみずみを巡っているのが良い状態ですが、ストレスなどで気がうまく流れないと、胃腸の働きが低下し、ガスの排泄がうまくいかなくなり、お腹がパンパンに張ったり、逆にガスが出て止まらないことがあります。
元々胃腸の働きがよくなくてガスがたまりやすい方もいますが、おならやゲップなどを我慢して、抑えようとしてそれが余計にストレスになり、また空気を呑み込む・・・という悪循環からお腹の張りの症状が出ている方もいます。おならを我慢するよりもお腹の調子を良くしていくことが大事です。
朝起きて一番はじめに冷たい飲み物を飲んでいるなら、それがお腹の張りの原因になっているかも知れません。朝、起きたら「白湯」を飲むのがおすすめです。白湯は、一度水を沸騰させて50度くらいにぬるくしたもの。白湯を飲むことでお腹を温められ、腸の動きが活発になり、お腹の張りも少しずつ改善されていきますよ。
早食い、あまり噛まずに食べる、一口分の量が多い、炭酸をよく飲む。こういった食べ方や飲み方は、空気を多く飲み込んでガスの出る原因になります。食べるときはゆっくりとよく噛んで食べる、ひと口分の量を食べすぎない、ビールや炭酸入りのジュースを控えるなど、飲み込む空気の量を抑えるようにしましょう。
ヨガのポーズのひとつに、その名もずばり「ガス抜きのポーズ」というものがあります(下のイラストのポーズです)。仰向けに寝て両膝を抱え、深くゆっくりと呼吸を続けるという簡単なポーズです。余分なガスを排出して腸内環境を整えてくれて、便秘にも効果的です。お布団やベッドの上でもできるので、朝起きたときや寝る前の日課にしてみましょう。
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春におすすめの養生法
さて、今日は『お腹の張りの原因と対処法』について書いていきたいと思います。
お腹の張りの原因と対処法
緊張や不安、ストレスもお腹が張る原因
春は、新しい環境への緊張感から無意識に空気をたくさん呑み込んでしまい、お腹が張ってしまう方がいます。ストレスと胃腸の働きには密接な関係があり、緊張や不安、イライラなどのストレスは、お腹が張ってガスが出る原因にもなります。
漢方で「気」は本来、体のすみずみを巡っているのが良い状態ですが、ストレスなどで気がうまく流れないと、胃腸の働きが低下し、ガスの排泄がうまくいかなくなり、お腹がパンパンに張ったり、逆にガスが出て止まらないことがあります。
元々胃腸の働きがよくなくてガスがたまりやすい方もいますが、おならやゲップなどを我慢して、抑えようとしてそれが余計にストレスになり、また空気を呑み込む・・・という悪循環からお腹の張りの症状が出ている方もいます。おならを我慢するよりもお腹の調子を良くしていくことが大事です。
お腹の張りの対処法
①朝起きたら冷たい飲み物ではなく白湯を
朝起きて一番はじめに冷たい飲み物を飲んでいるなら、それがお腹の張りの原因になっているかも知れません。朝、起きたら「白湯」を飲むのがおすすめです。白湯は、一度水を沸騰させて50度くらいにぬるくしたもの。白湯を飲むことでお腹を温められ、腸の動きが活発になり、お腹の張りも少しずつ改善されていきますよ。
②空気を多く飲み込まない
早食い、あまり噛まずに食べる、一口分の量が多い、炭酸をよく飲む。こういった食べ方や飲み方は、空気を多く飲み込んでガスの出る原因になります。食べるときはゆっくりとよく噛んで食べる、ひと口分の量を食べすぎない、ビールや炭酸入りのジュースを控えるなど、飲み込む空気の量を抑えるようにしましょう。
③ヨガの「ガス抜きのポーズ」を日課に
ヨガのポーズのひとつに、その名もずばり「ガス抜きのポーズ」というものがあります(下のイラストのポーズです)。仰向けに寝て両膝を抱え、深くゆっくりと呼吸を続けるという簡単なポーズです。余分なガスを排出して腸内環境を整えてくれて、便秘にも効果的です。お布団やベッドの上でもできるので、朝起きたときや寝る前の日課にしてみましょう。
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春におすすめの養生法