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2019.04.11

HSPと漢方:なかなか寝付けない、眠りが浅い

カテゴリ:HSP

昨日は、真冬のように寒かった横浜でした。直しかけていた冬物のコートやマフラーを慌てて出しました。来週は20℃を超える日もあるようなので、気温差で体調を崩されないようにしてくださいね(下の写真は、先週撮影したお店の近くの菊名池プールの桜です)。




さて、今日は「HSPと漢方」について書いていきたいと思います。
HSPについては、度々ご紹介していますが、環境や周囲の出来事に対して敏感に反応してしまう気質の方のことを言います。
HSPの簡単なチェックリストは下記の記事に載せていますので、ご興味ある方はご覧ください。

HSPの方に漢方が合う理由



そして今日は、HSPの方からよくご相談される「不眠」のお悩みについてご紹介したいと思います。


 

HSPの方の不眠のお悩み:なかなか寝付けない、眠りが浅い

HSPの方は感覚が敏感で、日中に何か心が乱れる出来事があった時は、そのことがずっと気にかかり、夜になってもありありと思いだして、眠れなくなってしまいます。それが一日ならばまだ良いのですが、気になることが解決できなかったり、ストレスが解消できない場合は、神経が高ぶったままで眠れない日が続いてしまいます。

また、さまざまな刺激を敏感にとらえるため、ちょっとした音やにおいなどにも反応していまい、眠りが浅い傾向にあります。特に、マンションやアパート暮らしをしている方では、上階や隣の音が気になって眠れない方も多いです。

眠れない日が続いてしまうと、「また今日も眠れないのではないか」と不安になり、「早く眠らなければ」と思ってしまいます。焦れば焦るほど目が冴えてきたり、音に対してさらに敏感になってしまいます。




HSPの方が抱える不眠のお悩みと漢方

・神経が高ぶって眠れない


精神的緊張が続いていて眠れない方は、五臓で言う「肝」の働きが過剰になっています。肝の気を流して、神経の高ぶりを鎮める漢方を用います。

・くよくよと思い悩んで眠れない


くよくよと思い悩んで眠れない場合は、「胆虚」といって決断をつかさどる胆が弱まっています。睡眠には決断を要すると言われています。胆の働きを強化する漢方を用います。

・眠りが浅く、夢をよく見やすい


このような方は「心脾両虚」といって、日中は眠くて仕方がなく、食欲不振や疲れやすい方が多いです。胃腸の働きを強化し、睡眠に必要な血を補う漢方を用います。



HSPの方の不眠といっても、その症状はおひとりおひとり違っていて様々です。当店では、じっくりと丁寧にカウンセリングさせていただき、「何が原因で眠れないか」を探っていき、その方の体質に合わせて漢方をお選びしています。また、HSPの方におすすめの安眠のコツやストレスの対処法もお伝えしています。HSPのカウンセラーが対応いたしますので、どうぞリラックスしてお気軽にご相談ください。

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