今日もまた雨の一日の横浜です。冬は晴れ続きでしたが、春になってからは雨ばかりですね。
さて今日は、症状から証を分析していきたいと思います。
■寒がり
これらの症状から証を分析すると、この証は・・・
「腎陽虚証」と考えられます。
腎は、「先天の精」が蓄えられる場所と言われています。
「先天の精」とは、生命の源であり、成長、発育、生殖を担っています。
腎には、「腎陰」と「腎陽」があります。
腎陰 からだを滋養し、潤す
腎陽 からだを温め、活動させる
この「腎陽=体を温める力」が不足している体質が、「腎陽虚証」と言われます。
腎陽が不足してくるとからだを温められず、冷えを強く感じます。
特に下半身が冷えることが多く、おしっこの回数が多い、夜間頻尿などが起こります。
また、五更泄瀉(ごこうせっしゃ)といって明け方に下痢をすることが多いのが特徴です。
エネルギーが少ないため、動作が緩慢で動きたがらない、口数も少ない方が多いです。
何かをしようという力が湧いてこないので、無気力の状態になりやすいです。
また、精力減退や不妊症など、生殖器のトラブルやホルモンの異常が起こりやすくなります。
その「腎陽虚証」を改善する漢方薬のひとつ、「参茸大補丸」をご紹介します。
特に、鹿茸は「腎陽」を補う生薬の代表格で、男女問わず効果があるとされており、不妊症の改善に用いられます。
腎陽虚の人は、胃腸が弱い人が多いので、腎と共に脾(胃腸)にも作用する紅参と黄耆も入っています。
人の生命エネルギーである「腎精」を増やし、腎の働きを高めてくれる「参茸大補丸」は次のような方に効果的です。
■休養してもなかなか取れない肉体疲労を感じている方
春になりだんだんと暖かくなってきましたが、ずっとからだの芯が冷えている方は「腎陽虚」の可能性があります。
そのような方には、「参茸大補丸」のような温める力が強い動物性の生薬を使った漢方薬が効果的です。
最後に、おすすめの養生法を書いておきます。
■体を温めるために、下半身を鍛えるスクワットや四股などの筋トレをしましょう。
さて今日は、症状から証を分析していきたいと思います。
症状
■寒がり
■手足が冷える
■足腰が冷えてだるい
■顔が青白いか、くすんだ黒
■下肢がむくむ
■気力がない
■動きたがらない
■口数が少ない
■温かい食べ物が好き
■夜明け前の下痢
■多尿、頻尿(おしっこの色が薄い)
■不妊症、精力減退
これらの症状から証を分析すると、この証は・・・
「腎陽虚証」と考えられます。
腎陽虚証
腎陽が不足し、からだを温めるエネルギーが少ない状態です。
腎は、「先天の精」が蓄えられる場所と言われています。
「先天の精」とは、生命の源であり、成長、発育、生殖を担っています。
腎には、「腎陰」と「腎陽」があります。
腎陰 からだを滋養し、潤す
腎陽 からだを温め、活動させる
この「腎陽=体を温める力」が不足している体質が、「腎陽虚証」と言われます。
腎陽が不足してくるとからだを温められず、冷えを強く感じます。
特に下半身が冷えることが多く、おしっこの回数が多い、夜間頻尿などが起こります。
また、五更泄瀉(ごこうせっしゃ)といって明け方に下痢をすることが多いのが特徴です。
エネルギーが少ないため、動作が緩慢で動きたがらない、口数も少ない方が多いです。
何かをしようという力が湧いてこないので、無気力の状態になりやすいです。
また、精力減退や不妊症など、生殖器のトラブルやホルモンの異常が起こりやすくなります。
その「腎陽虚証」を改善する漢方薬のひとつ、「参茸大補丸」をご紹介します。
参茸大補丸(さんじょうだいほがん)
鹿茸や牛黄などの動物生薬が中心になった、滋養強壮の漢方薬です。特に、鹿茸は「腎陽」を補う生薬の代表格で、男女問わず効果があるとされており、不妊症の改善に用いられます。
腎陽虚の人は、胃腸が弱い人が多いので、腎と共に脾(胃腸)にも作用する紅参と黄耆も入っています。
人の生命エネルギーである「腎精」を増やし、腎の働きを高めてくれる「参茸大補丸」は次のような方に効果的です。
■休養してもなかなか取れない肉体疲労を感じている方
■胃腸虚弱、食欲不振でお悩みの方
■頑固な冷えでお困りの方
■精力の減退や不妊症でお悩みの方
■ストレスの多い方
春になりだんだんと暖かくなってきましたが、ずっとからだの芯が冷えている方は「腎陽虚」の可能性があります。
そのような方には、「参茸大補丸」のような温める力が強い動物性の生薬を使った漢方薬が効果的です。
最後に、おすすめの養生法を書いておきます。