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2026.08.13

口内炎ができたら早めの「板藍根」|夏の終わりに増える口内炎の漢方対策

カテゴリ:漢方

台風がやってきたりして蒸し暑い日が続いていますが、お身体の調子はいかがでしょうか。
お盆のころは、夏の疲れが少しずつ出てくる頃でもあります。

この時期、相談が増えてくるもののひとつが「口内炎」です。

夏の暑さで体力を消耗したり、冷たい飲み物や食べ物をとる機会が増えたりして、
夏の終わりは胃腸にも疲れがたまりやすい時期です。
漢方では、胃腸が弱っていると口内炎ができやすくなると考えるため、
この時期は口の中のトラブルにも注意が必要です。

小さな口内炎でも、食事のたびにしみたり、話すときに痛かったり……。
治ったと思ったら、また別のところにできてしまうという方もいらっしゃいます。




口内炎がぷつっと出来たら「板藍根」

口内炎のご相談でよくおすすめするものに「板藍根(ばんらんこん)」があります。
板藍根は、アブラナ科の植物であるホソバタイセイなどの根を乾燥させた生薬です。
中国では古くから、のどの腫れや痛みなどに使われてきました。

当店では、のどの違和感がある時におすすめすることが多いのですが、
口内炎ができた時にもよく板藍根を使っていただくことがあります。

お客さまからよく聞くのが、
「口内炎がぷつっと出来始めたときに飲むと、早くよくなる」
という声です。

大きくなって痛みが強くなってからよりも、「あ、口内炎ができそう」と気づいたときに
早めに使うのがポイントです。

飲み方にも、ちょっとしたコツがあります。
すぐに飲み込まず、いったん口に含んで、口内炎の患部にあたるようにしてから飲むのがおすすめです。
口内炎ができたときは、ぜひ試してみてください。




「板藍根」だけでよくならないときは?

ただ、口内炎がなかなか治らなかったり、何度も繰り返したりする場合は、
板藍根だけでは十分でないこともあります。

漢方では、口内炎という「口の中だけの問題」ではなく、
体全体の状態を見て考えていきます。

胃腸が弱っていると、口内炎ができやすくなったり、
なかなか治りにくくなったりすることがあります。

そのような場合には、板藍根だけを続けるのではなく、
胃腸の働きを立て直す漢方薬と一緒に使うことで、よくなっていくことが多いです。

口内炎ができたから口だけを見るのではなく、
「どうして今、口内炎ができたのだろう?」
と体全体を見ていくのも、漢方の考え方のひとつです。

夏の疲れが出やすいこれからの季節。
口内炎を繰り返している方は、口の中だけでなく、
胃腸も少し疲れていないか振り返ってみてくださいね。




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