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2022.01.24

HSPのお悩み:花粉症になりやすい

カテゴリ:HSP

一年で最も寒い大寒を迎えましたが、暦どおり寒さが厳しい日が続いていますね。寒いと外へ出かけたくなくなりますが、運動不足は免疫力低下にもつながりますので、家の中でもストレッチやヨガなどをして血のめぐりを良くしていきましょう。



さて、今日は『HSPのお悩み:花粉症になりやすい』について書いていきたいと思います。


HSPのお悩み:花粉症になりやすい

体のバリアが弱いと花粉症になりやすい

暖かくうららかな春先に、鼻がグズグズしていると憂うつな気持ちになってしまいますね。漢方で花粉症は、スギやヒノキ花粉など外側からの影響だけではなく、体の内側の免疫力が大きく関わっていると考えられています。

気の働きのひとつに「防衛作用」があり、体にバリアを張って花粉やウイルスなどを侵入させないようにします。これが弱いと、体表のバリアが弱くなるため簡単に邪気が入ってきて、花粉症にもかかりやすくなります。

HSPは、音やにおい、光など多くの刺激を受けやすいため気を消耗しやすい傾向にあり、気の不足が原因で花粉症になっている方が多いです。鼻がつまって熟睡できなかったり、くしゃみを続けるので疲れがたまるなど花粉症に伴う不調も重なりやすく、花粉症のせいで仕事に集中できない、一日中他人の目が気になってしまうなど、精神的にストレスを抱えてしまう方も……。刺激物を控えて温野菜を中心にするなど、毎日の食生活の見直しが花粉症予防につながります。

漢方薬で花粉症対策をするなら今から

まだ冬の寒い季節に、春の花粉症の予防をするには早いと思われるかもしれません。
しかし、漢方で治すなら今からでも早くない・・・いや、遅いくらいかもしれません。

漢方で季節の病気に対処する場合は、その季節が来る前から対処するのが大事と考えられています。
例えば、毎年冷えて冬にしもやけが出来る人は、秋くらいから体を温める漢方に切り替えると、その冬はしもやけが出来なくなったり、手足の冷えも軽減したりします。

ですので、花粉症で毎年困っていたら、本格的に花粉が飛ぶ前から服用する方が効果が高いです。
花粉症に効果のある漢方は色々ありますが、HSPの方は上のような気の不足が原因で花粉症になっている方が多いので『玉屏風散』などの漢方薬を花粉が飛ぶ冬から飲んで、身体のバリア機能を高めることをおすすめします。

当店では丁寧なカウンセリングであなたにあった漢方薬をお選びしています。どうぞお気軽にご相談ください。



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