今日は、雨の一日になりそうな横浜です。10月に入って秋を通り過ぎて冬のように寒くなる日も出てきました。まだまだ寒暖差が激しい季節ですので、どうぞ体調にお気を付けてお過ごしください。
さて、今日は『秋の養生』について書いていきたいと思います。
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さて、今日は『秋の養生』について書いていきたいと思います。
秋の養生
漢方で秋は、五臓の『肺』にあたる季節とされています。肺は乾燥に弱く、潤っている状態を好みます。乾燥することで肺の働きとバリア機能が低下します。これから冬に向けてはより湿度が低下していきますので、肺を乾燥からしっかりと守りましょう。その1 乾燥を予防する
秋はとにかく乾燥から体を守ることが大事です。室内の湿度が40%以下になると、肌やのどは乾燥し始めます。お湯を沸かしたり、洗濯物を室内で干すなども乾燥対策には有効ですが、加湿器が最も効果的です。室内の湿度は40~60%に保って乾燥を予防しましょう。長風呂やサウナ、岩盤浴、ホットヨガなど、大量に汗をかくことも肺を弱める原因になります。秋から冬にかけて乾燥する季節は、激しい運動も控えめにしましょう。その2 呼吸を意識する
新鮮な空気をたっぷりと取り込むことは、肺を守ることに繋がります。秋は空気も澄んできますので、意識して深呼吸をして呼吸が浅くならないようにしましょう。深呼吸をする時は、吸う息よりも吐く息の方が長めにするのがポイントです。ゆっくりと深呼吸をしながらストレッチやヨガをするのもおすすめです。その3 ネガティブな感情をためない
肺は『悲しみ』や『不安』などのネガティブな感情が強まることでさらに弱まってしまいます。そのような感情は出来るだけ溜めないことや、もし思ったら「秋だから悲しくなりやすいのか」と「秋のせい」にすることも大切です。気分が晴れない時はお好きな香りを嗅ぐのがおすすめです。アロマなどの良い香りは、気持ちを落ち着けリラックス効果をもたらします。◇こちらの記事もおすすめです◇
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