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2021.09.02

不安な気持ちになっている方へ「静の養生法」

カテゴリ:養生法

9月に入って猛暑から一転、涼しくなった横浜です。まだ湿度は高いですが、これから秋に向けてだんだんと気温は低くなっていきそうなので、どうぞ寒暖差にお気を付けてくださいね。



さて今日は、東洋医学の「静の養生法」についてお伝えしたいと思います。


不安な気持ちになっている方へ「静の養生法」

まだまだコロナ感染の勢いがなかなか弱まる気配がなさそうです。感染者の人数が更新されるニュースを見て、ひどく不安になっている方が増えています。不安や恐れは、体のエネルギーを少しずつ弱めていきます。そこで今日は、そんな不安な気持ちになっている方のために「静の養生法」をお伝えしたいと思います。



心を落ち着ける「静の養生法」とは?

「静の養生法」は、古くから老化を予防する養生法として伝えられてきましたが、今、コロナ関連のニュースを見ていて「コロナ疲れ」になっている方のヒントにもなるかと思います。

「静の養生法」

少欲・・・欲望をなるべく抑える
抑目・・・知らなくても良いことはむやみに知ろうとしない
静耳・・・無理に聴こうとしてイライラしない
静神・・・心を鎮めて怒らない
静功・・・深い呼吸によって精神を安定させる



「静の養生法」はとてもシンプルな教えですが、なかなか深遠です。

特に今は、不確かなものも含め様々なニュースがあちこちから入ってくるので、「抑目・・・知らなくても良いことはむやみに知ろうとしない」は、心を守るためにも必要かも知れませんね。

また、コロナでストレスを感じているときは交感神経が活発化して緊張状態になっているので、そういう方は呼吸が浅くなっている可能性が高いです。深呼吸をすると自律神経のバランスが整うので「静功・・・深い呼吸によって精神を安定させる」も、気になる方は取り入れてみてはでしょうか。

特に、HSP(Highly Sensitive Person)の方は、共感力が強いためコロナ関係のニュースを目にすると様々な影響を受けてしまうこともありますので、注意しましょう。


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