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2021.02.22

春に起こりやすい症状とおすすめの食材

カテゴリ:養生法

最近は、受験生のお客さまから志望校合格の嬉しいご報告を頂いています。学生のお客さまは、受験に向けて1年生や2年生の頃から体調を整えてこられてきた方が多く、ずっとここまで頑張ってこられた姿を拝見してきたため、喜びもひとしおです。これからも漢方で受験生の皆さんの健康をサポートしていけたらと思っています。



さて、今日は『春に起こりやすい症状とおすすめの食材』について書いていきたいと思います。


春に起こりやすい症状とおすすめの食材

春に起こりやすい症状

春は、冬ごもりしていた虫や動物が目覚め、草木も芽吹いてきます。
人間の身体も同じように、暖かくなると新陳代謝が活発になり、体を動かしたくなったり、外へ出かけたくなったりと、エネルギーを外に発散したくなります。

春の陽気は上へ上へといきやすいため、上半身はのぼせ下半身は冷えて、身体のバランスを崩す方が多くなります。「気」や「血」が上部にのぼりやすくなると、目の充血、めまい、のぼせなどの症状が出やすくなります。

また、冬に蓄えたエネルギーや溜まった老廃物を発散するために、ニキビや吹き出物などの肌荒れが起こりやすくなります。その他、頭痛や肩こり、疲労倦怠感、目の充血などの症状が出やすくなります。

春は環境が変わる方が多く、心のバランスを乱しがちになり、イライラしたり、怒りっぽくなったり、落ち込みやすくなったりします。




春におすすめの食材

春は五臓で言うと、自律神経や感情をつかさどる「肝」が活発になる季節です。
それを養うためには、酸味のもの、春が旬のもの、香りの良いものを食べると良いと言われています。

おすすめの食材は・・・

シソ、セロリ、アスパラガス、春菊、春キャベツ、チンゲン菜、ウド、ふきのとう、菜の花、 イチゴ、かんきつ類、レモン、アサリ、シジミ、レバー、梅干し、酢、はちみつ、ゴマ


などです。



春になって体の不調が出てきたり、「イライラしやすくなってるな」「怒りっぽくなってるな」と思ったときに、上に書いた食材をちょっと意識して食べるようにしてみてくださいね。


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