一昨日は、大きな地震がありましたね。横浜でも長い時間横揺れが続き、恐怖を感じました。しばらくは余震が続く可能性もあるらしいですので、どうぞ防災の備えを十分にされてくださいね。
さて、今日は『HSPのお悩み:痛みを感じやすい~頭痛編~』について書いていきたいと思います。
HSPは、環境や周囲の出来事に対して敏感に反応しますが、自分の体内の変化にも敏感に感じる方もいて、体が発する痛みを感じやすいです。その痛みはさまざまで、頭痛や肩こり、生理痛などの症状をよく訴えます。
一方で、HSPは感覚が敏感なため、痛くなる前兆を感じやすく、予防しやすいという利点があります。例えば、雨の降る前のにおいで頭痛がくるのが分かる、生理の2日前に鈍くて弱い痛みを感じるなど、痛みの前兆をキャッチしやすいです。
鎮痛剤を服用する場合は、痛みの前兆を感じたそのときにすぐ飲むと、痛みを最小限に抑えやすくなります。逆に、痛くなってから飲むと効果が出にくいのでHSPの利点をうまく使って、痛みを予防しましょう。漢方薬と併用しながら、鎮痛剤を徐々に減らしていくことも可能です。
頭痛には、あまり心配いらないものもあれば、脳の異常が原因で命に関わるような危険な頭痛もあります。激しい痛みに吐き気や嘔吐を伴うもの、意識障害やしびれなどの症状があれば、早急に病院で受診されることをおすすめします。
これに対して、検査をして明らかな異常がないにも関わらず起こる頭痛を「機能性頭痛(慢性頭痛)」と言い、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛があります。いわゆる「頭痛持ち」の頭痛と呼ばれ、HSPによくみられます。そして、機能性頭痛は、漢方の得意とする分野でもあります。
人混みに出かけたときや頑張ったり無理をしすぎたときなど、疲れにより悪化する頭痛は、HSPに多く見られます。体のだるさや無気力、食欲不振など、気虚の症状を伴います。このようなタイプには気を補う漢方がおすすめです。しくしくと痛み、生理に伴ってよく起こる頭痛には血を補う漢方も併用すると良いでしょう。
ストレスや緊張、不安などを日常に感じているHSPによく見られる頭痛です。イライラする、胸が苦しい、お腹が張る、眠れないなど、気滞の症状を伴います。このようなタイプは、気の巡りを良くする漢方がおすすめです。
雨がくる前や台風の前に悪化する頭痛で、梅雨は湿度が高いためとてもつらい季節です。頭が重く、しめつけられるように感じやすく、めまいも伴いやすいです。このようなタイプの方は、水分代謝が悪いため、水はけを良くする漢方がおすすめです。
この他、頭痛が起こりそうな時に頓服として使用できる漢方もあります。
頭痛は、ご自分の頭痛のタイプを知り、体質に合った漢方薬を服用すると徐々に良くなっていきます。
今日は、『HSPの方のお悩み:痛みを感じやすい~頭痛編~』を見てきました。このように同じHSP気質の方でも、痛みのタイプによって漢方は違ってきますので、もし頭痛でお困りの方はきちんと証(体質)をみてくれるところでご相談されることをおすすめします。
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HSPのお客さまに多い体調のお悩み
さて、今日は『HSPのお悩み:痛みを感じやすい~頭痛編~』について書いていきたいと思います。
HSPのお悩み:痛みを感じやすい~頭痛編~
HSPは、環境や周囲の出来事に対して敏感に反応しますが、自分の体内の変化にも敏感に感じる方もいて、体が発する痛みを感じやすいです。その痛みはさまざまで、頭痛や肩こり、生理痛などの症状をよく訴えます。
一方で、HSPは感覚が敏感なため、痛くなる前兆を感じやすく、予防しやすいという利点があります。例えば、雨の降る前のにおいで頭痛がくるのが分かる、生理の2日前に鈍くて弱い痛みを感じるなど、痛みの前兆をキャッチしやすいです。
鎮痛剤を服用する場合は、痛みの前兆を感じたそのときにすぐ飲むと、痛みを最小限に抑えやすくなります。逆に、痛くなってから飲むと効果が出にくいのでHSPの利点をうまく使って、痛みを予防しましょう。漢方薬と併用しながら、鎮痛剤を徐々に減らしていくことも可能です。
HSPに見られる頭痛とは?
頭痛には、あまり心配いらないものもあれば、脳の異常が原因で命に関わるような危険な頭痛もあります。激しい痛みに吐き気や嘔吐を伴うもの、意識障害やしびれなどの症状があれば、早急に病院で受診されることをおすすめします。
これに対して、検査をして明らかな異常がないにも関わらず起こる頭痛を「機能性頭痛(慢性頭痛)」と言い、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛があります。いわゆる「頭痛持ち」の頭痛と呼ばれ、HSPによくみられます。そして、機能性頭痛は、漢方の得意とする分野でもあります。
頭痛のタイプ
1、疲れにより悪化するタイプ
人混みに出かけたときや頑張ったり無理をしすぎたときなど、疲れにより悪化する頭痛は、HSPに多く見られます。体のだるさや無気力、食欲不振など、気虚の症状を伴います。このようなタイプには気を補う漢方がおすすめです。しくしくと痛み、生理に伴ってよく起こる頭痛には血を補う漢方も併用すると良いでしょう。
2、イライラやストレスを伴うタイプ
ストレスや緊張、不安などを日常に感じているHSPによく見られる頭痛です。イライラする、胸が苦しい、お腹が張る、眠れないなど、気滞の症状を伴います。このようなタイプは、気の巡りを良くする漢方がおすすめです。
3、雨の日や台風の前に痛むタイプ
雨がくる前や台風の前に悪化する頭痛で、梅雨は湿度が高いためとてもつらい季節です。頭が重く、しめつけられるように感じやすく、めまいも伴いやすいです。このようなタイプの方は、水分代謝が悪いため、水はけを良くする漢方がおすすめです。
この他、頭痛が起こりそうな時に頓服として使用できる漢方もあります。
頭痛は、ご自分の頭痛のタイプを知り、体質に合った漢方薬を服用すると徐々に良くなっていきます。
今日は、『HSPの方のお悩み:痛みを感じやすい~頭痛編~』を見てきました。このように同じHSP気質の方でも、痛みのタイプによって漢方は違ってきますので、もし頭痛でお困りの方はきちんと証(体質)をみてくれるところでご相談されることをおすすめします。
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HSPのお客さまに多い体調のお悩み