10月に入りましたが、まだ半袖でも過ごせるような暑い日が続いている横浜です。台風もまた近づいているようです。これから風が強くなる予報も出ていますので、どうぞお気をつけください。
今日は、「眼精疲労におすすめの漢方」について見ていきたいと思います。
また、HSP(Highly Sensitive Person)やHSC(Highly Sensitive Child)の方は、音や光、においなど身の回りに存在するさまざまな刺激に対して敏感に反応するため、眼精疲労にもなりやすいです。HSPの方は読書好きな方も多く、小さな活字を追うことは目の負担にもつながります。目の疲れは、頭痛や肩こりなどの引き金になるので、普段から目を労ることが大切です。
漢方で眼精疲労におすすめなのは「杞菊地黄丸」で、「肝」と「腎」に栄養を補い、眼精疲労やドライアイ、充血など目の症状を改善します。老眼が気になる方には、老化による腎の機能低下(腎虚)からの目のトラブルを改善する「滋腎明目湯」もおすすめです。
神経や血管が通る眉頭にあり、押すと周辺の血行が良くなって目の疲れがとれるツボです。眉間のしわの筋肉もゆるむので、リラックス効果も期待できます。
目に直接働きかけて、目の周辺のこりをとるツボです。目の痛みを和らげて、不快感をとってくれます。
眼性疲労に効果的のツボです。目の疲れがひどくなりすぎて起こる頭痛にも効果的です
今日は、「眼精疲労におすすめの漢方」について見ていきたいと思います。
眼精疲労におすすめの漢方
最近は、パソコンやスマートフォンを集中して長い時間見る機会が多くなり、知らず知らずのうちに目を酷使してしまいがちです。一般的には、五感の中でも視覚がもっとも高く、人が外界から得る全ての情報の80%を目が担っていると考えられています。長時間モニターをずっと見ていると、瞬きの回数が減って涙が出にくくなり、疲れ目やドライアイ、充血、視力低下の原因となります。また、HSP(Highly Sensitive Person)やHSC(Highly Sensitive Child)の方は、音や光、においなど身の回りに存在するさまざまな刺激に対して敏感に反応するため、眼精疲労にもなりやすいです。HSPの方は読書好きな方も多く、小さな活字を追うことは目の負担にもつながります。目の疲れは、頭痛や肩こりなどの引き金になるので、普段から目を労ることが大切です。
眼精疲労は「肝」と「腎」の機能を高める漢方を
中医学では、「肝は目につながり、腎は瞳をつかさどる」と言われています。「肝腎同源(かんじんどうげん)」とも言われ、肝と腎はお互いの働きをサポートし合う関係にあります。そのため、目のトラブルを改善するには、「肝」と「腎」の機能を高めることが大事です。また、目を酷使すると、体内の血は消耗されてしまいます。血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、視力の低下、疲れ目、ドライアイ、目の痛みといった症状があらわれます。漢方で眼精疲労におすすめなのは「杞菊地黄丸」で、「肝」と「腎」に栄養を補い、眼精疲労やドライアイ、充血など目の症状を改善します。老眼が気になる方には、老化による腎の機能低下(腎虚)からの目のトラブルを改善する「滋腎明目湯」もおすすめです。
疲れ目のツボを刺激しよう
眼精疲労の大半は目の使いすぎによるもので、目を休めることが一番の薬ですが難しい場合もあると思います。目のツボの指圧は、仕事中や勉強中でも手軽に出来ますので、ぜひ取り入れてみてください。攅竹(さんちく) 眉頭の内側にあるくぼみ
神経や血管が通る眉頭にあり、押すと周辺の血行が良くなって目の疲れがとれるツボです。眉間のしわの筋肉もゆるむので、リラックス効果も期待できます。
晴明(せいめい) 目頭の先端のくぼみ
目に直接働きかけて、目の周辺のこりをとるツボです。目の痛みを和らげて、不快感をとってくれます。
太陽(たいよう) こめかみの下のくぼみ
眼性疲労に効果的のツボです。目の疲れがひどくなりすぎて起こる頭痛にも効果的です