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のど 梅核気

2021.03.29

のどの異物感「梅核気」とは?

カテゴリ:漢方

昨夜は、雨風ともに強かった横浜です。今日は、一変して快晴で青空が広がっています。今週は、暖かい日が続くようですが、朝晩は冷えるときもありますので、引き続きお気を付けくださいね。



さて今日は「梅核気(ばいかくき)」について書いていきたいと思います。


のどの異物感「梅核気」とは?

「梅核気」は、西洋医学では「ヒステリー球」と呼ばれています。
中医学では、「のどにある梅干しの種の大きさの気の固まり」から「梅核気」と呼ばれています。

「梅核気」は、風邪でのどに炎症がありイガイガするものではなく、何かがのどにつかえているような感じがし、咳払いをしても吐き出すことが出来ず、つばを飲んでも異物感が取れない症状を指します。





中医学では、ストレスなどの原因により気が滞り、「気が滞れば痰結する」と言われているように、同時に水も滞るために痰が生じ、気と水が停滞したものがのどの異物感になって感じられるとされています。
「梅核気」は、真面目でストレスを受けやすい人がなりやすいと言われています。

また、春は新しい生活が始まる人が多く、それに向けて意欲的な気持ちになる人がいる一方で、生活環境が一変して、戸惑ったりついていけなかったりして、ストレスをためてしまう人は「梅核気」になりやすいです。



「梅核気」を改善するには?

「梅核気」はストレスなどにより気が滞ることが大きな原因ですので、滞った気の流れをよくすることが一番です。

外に出るのに良い季節なので散歩したり(考えながら散歩するのではなく、ぶらぶらと何も考えず散歩するのがおすすめ)、ヨガやストレッチ、気功や瞑想など、ゆっくりとやれて心と体がリラックスできるものがおすすめです。また、日ごろから深呼吸をしたり、気が滞っているのを感じたらため息をふーっとつくのを日課にしてみましょう。



それでも「梅核気」がなかなか改善されない方は、漢方薬が有効な場合も多いですので、一度お気軽にご相談ください。


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