最強寒波が日本列島を襲来中ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
明日からの連休も大雪の予報が各地で出ておりますので、どうぞお気を付けください。
昨年末から今年にかけて、インフルエンザが猛威を振るっています。3学期が始まってすぐに学級閉鎖や学年閉鎖になった学校もあるようです。
このような状況のため、インフルエンザの疑いがあっても病院に行くと患者であふれかえっていて寒空の下長い時間待たされたり、薬が不足していてもらえないなどの事態が続いているようです。高熱が出て関節も痛みとてもつらいのに、病院に行ってかえってしんどい思いをした方もいらっしゃいます。
インフルエンザは、風邪と同じく基本的には自然治癒する病気と言われています。インフルエンザの治療で大切なことは、体内に侵入したウイルスを撃退するためにしっかりと療養して体力をつけることですので、無理して病院に行かずに家で暖かくして、漢方薬を飲んでゆっくりと休んで治すのも一つの方法です。ただし、持病のある方、妊婦、乳幼児、高齢者といった方は重症化リスクがありますので、医療機関に受診されることをおすすめします。
その点、『柴葛解肌湯(さいかつげきとう)』は、インフルエンザの初期から後期まで幅広く対応できます。悪寒のする時にも高熱が出てきた時にも両方使えますので、使いやすい漢方薬です。インフルエンザだけではなく、風邪やコロナにも使えます。ただ、疲れからの熱にはあまり効果がなく、その場合は体のエネルギーである気を補う漢方薬の方がよいでしょう。
この表のように、まずは風邪症状を少しでも感じたら『参蘇飲(じんそいん)』を飲みます。早ければ早いほど効き目があります。『参蘇飲』で良くなる場合も多いです。
それでも、症状がおさまらず悪寒がしてきたり熱が上がってきた時は『柴葛解肌湯』を飲みます。胃腸の弱い方は『参蘇飲』と一緒に飲むとよいでしょう。飲むと段々と熱が38℃ ⇒ 37.5℃ ⇒ 37℃という風に下がってきます(熱が下がらなければ、医療機関を受診してください)。『柴葛解肌湯』は平熱に戻ってから+1回くらい飲みましょう。『参蘇飲』は熱が下がっても、体が快復するまでしっかりと飲みます。そうすることでぶり返すことも少なくなります。
『参蘇飲』は、風邪やインフルエンザの予防としても使えますので、罹りやすい方は日ごろから飲んでおくのもおすすめします。また、『板藍根(ばんらんこん)』も「漢方の抗生物質・抗ウイルス薬」と言われていますので、人混みに行く時やちょっと怪しいかなと思った時に飲むとよいでしょう。
当店のお客さまでは、この『柴葛解肌湯』『参蘇飲』『板藍根』を手元にいつも持っておかれて、症状がある時にサッと飲んで予防していただいている方も多いです。そのため、風邪やインフルエンザにかかりにくかったり、かかっても短い時間で快復されたり、長引かずに体調を取り戻されています。
もし、手元に持っておかれたい場合は、どちらも15包単位からご購入できますので、お気軽にお問い合わせください。ご購入だけの場合は、カウンセリング料は不要です。
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インフルエンザの後、なかなか体調が戻らない方にも漢方
明日からの連休も大雪の予報が各地で出ておりますので、どうぞお気を付けください。
インフルエンザに使われる漢方薬
さて、今日は『インフルエンザに使われる漢方薬』について書いていきたいと思います。昨年末から今年にかけて、インフルエンザが猛威を振るっています。3学期が始まってすぐに学級閉鎖や学年閉鎖になった学校もあるようです。
このような状況のため、インフルエンザの疑いがあっても病院に行くと患者であふれかえっていて寒空の下長い時間待たされたり、薬が不足していてもらえないなどの事態が続いているようです。高熱が出て関節も痛みとてもつらいのに、病院に行ってかえってしんどい思いをした方もいらっしゃいます。
インフルエンザは、風邪と同じく基本的には自然治癒する病気と言われています。インフルエンザの治療で大切なことは、体内に侵入したウイルスを撃退するためにしっかりと療養して体力をつけることですので、無理して病院に行かずに家で暖かくして、漢方薬を飲んでゆっくりと休んで治すのも一つの方法です。ただし、持病のある方、妊婦、乳幼児、高齢者といった方は重症化リスクがありますので、医療機関に受診されることをおすすめします。
インフルエンザに『柴葛解肌湯(さいかつげきとう)』
漢方薬では『柴葛解肌湯(さいかつげきとう)』がインフルエンザによく使われます。病院ではインフルエンザで『麻黄湯』が処方されることが多いようですが、『麻黄湯』は発症後半日~1日程度に効果的な漢方薬で、病院にかかる頃にはその時期を過ぎています。特に、強い悪寒がある時に飲む場合は良いのですが、熱が上がってきた時に飲むと逆効果になり、悪化する場合もありますので注意が必要です。その点、『柴葛解肌湯(さいかつげきとう)』は、インフルエンザの初期から後期まで幅広く対応できます。悪寒のする時にも高熱が出てきた時にも両方使えますので、使いやすい漢方薬です。インフルエンザだけではなく、風邪やコロナにも使えます。ただ、疲れからの熱にはあまり効果がなく、その場合は体のエネルギーである気を補う漢方薬の方がよいでしょう。
風邪・インフルエンザの時の漢方薬の使い方
この表のように、まずは風邪症状を少しでも感じたら『参蘇飲(じんそいん)』を飲みます。早ければ早いほど効き目があります。『参蘇飲』で良くなる場合も多いです。
それでも、症状がおさまらず悪寒がしてきたり熱が上がってきた時は『柴葛解肌湯』を飲みます。胃腸の弱い方は『参蘇飲』と一緒に飲むとよいでしょう。飲むと段々と熱が38℃ ⇒ 37.5℃ ⇒ 37℃という風に下がってきます(熱が下がらなければ、医療機関を受診してください)。『柴葛解肌湯』は平熱に戻ってから+1回くらい飲みましょう。『参蘇飲』は熱が下がっても、体が快復するまでしっかりと飲みます。そうすることでぶり返すことも少なくなります。
『参蘇飲』は、風邪やインフルエンザの予防としても使えますので、罹りやすい方は日ごろから飲んでおくのもおすすめします。また、『板藍根(ばんらんこん)』も「漢方の抗生物質・抗ウイルス薬」と言われていますので、人混みに行く時やちょっと怪しいかなと思った時に飲むとよいでしょう。
当店のお客さまでは、この『柴葛解肌湯』『参蘇飲』『板藍根』を手元にいつも持っておかれて、症状がある時にサッと飲んで予防していただいている方も多いです。そのため、風邪やインフルエンザにかかりにくかったり、かかっても短い時間で快復されたり、長引かずに体調を取り戻されています。
もし、手元に持っておかれたい場合は、どちらも15包単位からご購入できますので、お気軽にお問い合わせください。ご購入だけの場合は、カウンセリング料は不要です。
◇こちらの記事もおすすめです◇
インフルエンザの後、なかなか体調が戻らない方にも漢方