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2019.03.11

春になると「めまい」が多くなる原因は?

昨日からの雨風もようやく収まってきて、少し晴れ間も見えてきた横浜です。

さて、春になると「めまい」のご相談が多くなってきます。
春は、五臓でいうと「肝」、五行でいうと「木」の季節です。



木が大地から栄養を取り込み、上へとのびのびと育っていくように、肝には体の栄養になる血を貯蔵し、気や血を全身に巡らせる働きがあります。

肝は、自律神経と大きく関わっていて、ストレスの影響を受けやすいです。
肝の働きがうまくいっていると、精神のバランスも安定していますが、肝の働きが低下すると、イライラしたり、怒りっぽくなったりして、情緒が不安定になりやすいです。

特に春は、肝気が風にあおられて激しい動きになりやすいです。
肝気が春風にあおられて、異常に上がりすぎると、陰と陽のバランスが崩れめまいが起こりやすくなります。

これを「肝陽上亢(かんようじょうこう)」と言います。



肝陽上亢(かんようじょうこう)のめまい


春は、新生活が始まったり、環境が変わったりして、ストレスがたまりやすい季節です。
ストレスがたまると、肝がオーバーヒートを起こして、熱が上へ上へと昇っていきます。
体内の熱を冷ましてくれる血や津液(水)が十分に足りていると大丈夫なのですが、不足していると熱を冷ますことが出来ず、めまいになりやすくなります。


イメージ的には、やかんの水が「血や津液」、火が「ストレス」です。
やかんに水が十分に入っているとなかなか沸騰しませんが、水が少なければ火をつけるとすぐに沸騰してしまいます。
なので、もともと血や津液が足りない方は、ストレスを受けるとめまいが起こりやすくなります。


肝陽上亢のめまいの場合は、上昇した陽気を抑え、熱を冷ます血や津液を補う漢方薬を用います。
例えば、「釣藤散」や「杞菊地黄丸」などです。


ストレス以外にも、疲労や睡眠不足、目の使い過ぎなども血や津液を多く消耗しますので、毎日の養生も大事です。




春先に多いめまいは「肝陽上亢」タイプですが、他にも「痰湿」や「気血不足」が原因のめまいも考えられます。

痰湿のめまい


雨が降る前や台風が来る前など、天気が悪化する前にめまいが起こりやすい。
ぐるぐると回るめまいや、激しいめまいになることが多い。


漢方薬「沢瀉湯」「苓桂朮甘湯」など



気血不足のめまい


胃腸が弱かったり、疲れや出血などにより、気や血を消耗し、頭に血が上らない。
立ちくらみのようなめまいが特徴。


漢方薬「補中益気湯」「婦人宝」など



めまいは、漢方の得意分野のひとつです。
当店でも、長年にわたってめまいを患っていた方が漢方で改善されています。
めまいでお悩みの方は、あなたの体質に合った漢方をお選びしますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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