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2021.03.15

HSPのお悩み:季節の変わり目に体調を崩しやすい

カテゴリ:漢方

昨日、東京では桜の開花が発表されましたね。昨年と同じで観測史上最速タイだそうです。季節外れの暖かい日が続いていますが、これから花冷えの日も出てきますので、寒暖差にどうぞお気を付けください。

桜

さて、今日は『HSPのお悩み:季節の変わり目に体調を崩しやすい』について書いていきたいと思います。


HSPのお悩み:季節の変わり目に体調を崩しやすい

HSPは小さな変化にいち早く気づくことができるため、季節の移り変わりも敏感に察知します。春の息吹や秋の風などを感じ、「あ、昨日と空気が変わった」ということも多いのではないでしょうか。

中医学は、自然界の気候を「風・寒・暑・湿・燥・火」と6つに分けました。これを「六気」と言います。
六気は、季節と結びつきが深く、春は風、梅雨は湿、夏は暑と火、秋は燥、冬は寒に配属されています。具体的な例を挙げると、春は花粉症など風による疾患が多く、梅雨は食あたりや水虫など湿による疾患が多く、夏は熱中症など暑と火の疾患が多く、秋は空咳など燥による疾患が多く、冬は冷え性やしもやけなど寒による疾患が多いです。

気力が充実していて体が健康ならば、六気を受けてもうまく順応できますが、気が足らなかったり、体の抵抗力が低下していると、六気の影響を受けやすく前段に書いたような疾患が出やすくなります。




体のバリア「衛気」を強化して、免疫力を高める

中医学では、皮膚の表面には「衛気」という気が流れていて、ウイルスや花粉など外邪から身を守っていると考えられています。その衛気が不足すると体のバリアが弱まり、風邪をひきやすくなったり、花粉症になりやすくなったり、汗が出やすくなったり、肌がかゆくなりやすかったりします。また、温度変化にも順応しにくくなるので、体調を崩しやすくなります。

どなたでも季節の変わり目は不調になりやすいのですが、暑さや寒さに敏感に反応するHSPは、気を消耗しやすく衛気も不足しがちなために、簡単に外邪に侵入されてしまい体調不良になりやすいです。特に、今の季節のように寒暖の差が激しいと、何度も体を温めたり冷やしたりして体温調節を行うために、多くのエネルギーを使うことになります。

免疫


衛気を高める漢方薬『玉屏風散(ぎょくへいふうさん)』

衛気を高める漢方薬の代表的なものに『玉屏風散(ぎょくへいふうさん)』があります。

名前に「屏風」と入っているように、体に必要なものを通し、入ってはいけないものを食い止める働きがあります。黄耆・白朮・防風と3味しか生薬は入っていませんが、免疫を高める作用があり、外邪の侵入を防ぎます。本格的な風邪シーズンを前に服用しておくと、風邪やインフルエンザ予防になります。また、毎年花粉症に悩まされる方にもおすすめの漢方薬です。

玉屏風散 漢方

季節の変わり目に体調を崩しやすくてお悩みの方は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。


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