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2020.05.18

不安感やイライラにおすすめの漢方

カテゴリ:漢方

今日は、昨日の晴天とは一変、曇天が広がりぐずついたお天気の横浜です。気温も低くなってきていますので、どうぞ風邪をひかれないようにお気を付けくださいね。



さて今日は、「不安感やイライラにおすすめの漢方」について書いていきたいと思います。


不安感やイライラにおすすめの漢方


5月は、「五月病」という言葉があるように、何かと気持ちが不安定になりやすい季節です。また、今年はさらに「新型コロナウイルス」の影響で、不安や恐怖を感じるようになったり、自粛生活が続く中でストレスがたまりイライラしやすくなった、という方も多いのではないでしょうか。

こころの不調をそのままにしておくと、眠れない、だるい、疲れやすい、食欲が湧かないなど、からだにも影響がでてきます。今後、重い症状へと進んでいかないように、早い段階から漢方で対処することをおすすめします。


不安感に対する漢方処方の例


1、帰脾湯(きひとう)


帰脾湯は、心身が疲れて血色が悪いタイプの不眠、精神不安、貧血に用いられる漢方です。不安感が強く、くよくよしやすい、眠りが浅く、夢をよく見て、夜間によく覚める方におすすめです。


2、定悸飲(ていきいん)


定悸飲は、気の上衝に伴う動悸や、不安に感じることで起こる症状を和らげる漢方です。不安やストレスによって生じる動悸や、下から付きあがってくるような動悸、めまい・ふらつき・のぼせを伴う不安症状などにおすすめです。





イライラに対する漢方処方の例


1、逍遙散(しょうようさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)


逍遙散は、「気」や「血」の異常から、イライラして、怒りっぽい、症状がコロコロ変わりやすい方向けの漢方です。普段から自律神経が緊張しやすく何となくイライラし、生理前になるとその緊張感がさらに強くなり体調を崩してしまう方におすすめです。のぼせやほてりがあれば熱を冷ます加味逍遙散が向いています。


2、柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)


柴胡疎肝湯は、どことなく張ったような痛みがあり、気を使うとその痛みがだんだんと強くなるような時に用いられる漢方です。ストレスなどを受けても上手に発散できず、気のめぐりが悪くなり、胸や脇、お腹が痛む人、頭痛や肩背がこわばる方におすすめです。





以上、不安感やイライラにおすすめの漢方をご紹介しました。今回挙げた漢方は代表的なもので、この他にも様々な漢方があります。当店では、丁寧なカウンセリングによりあなたに合った漢方をお選びいたしますので、お悩みの方はどうぞ一度お気軽にご相談ください。

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